第498回 清々しい胆力 〜 対話を重視し寄りそう 〜
2025年9月13日 第140回【お茶の水メディカル・カフェ in お茶の水クリスチャン・センター(OCC)】に赴いた。 筆者は 別室で4組(5人)の個人面談の時も与えられた。『がん哲学外来・カフェ』を筑波でも開催されたい ご夫妻も参加されていた。 大いに感激した。 筆者は、『順天堂大学医学部 病理・腫瘍学教授』時代の 2012年5月26日に OCCでの第1回『お茶の水(OCC)メディカル・カフェ』に出席したものである。 東日本大震災の2011年に創設準備がなされ、2012年に当時OCC副理事長であった今は亡き榊原寛(1941-2020)先生が『お茶の水(OCC)メディカル・カフェ』を始められた。 開設記念会は、当時【精神科医であり金城学院学院長であった柏木哲夫先生】による講演『生きること、寄りそうこと』で、会場は満席となった。 順天堂大学医学部教授であった筆者にとっては、『隣接するOCCとの繋がりは 不思議な人生の出会い』となった。 想えば、飯島延浩 山崎製パン社長とOCCの隣のレストランで、『がん哲学外来・カフェ』について面談し、榊原寛先生を紹介されたのが 鮮明に思い出された。 榊原寛先生の『お茶の水メディカル・カフェ』の案内文には、【『患者・医療スタッフ・専門家との対話を重視したサロン形式のカフェ』。 提唱者は順天堂大学教授 樋野興夫先生。 OCCでの開設がモデルケースとなればと願っています。』】と紹介された。 筆者は、2002年 山崎製パン総合クリエイションセンター(千葉県市川市)に於いて 、講演の機会を与えられた。 『医師の2つの使命 〜 学者的な責任 & 人間的な責任 〜』の趣旨で語った。 飯島延浩 山崎製パン社長も出席され、飯島延浩社長と講演する機会が与えられた。 『リーダーの清々しい胆力』を学んだものである。 会場は大盛況であった。 大変想い出深い時となった。 2024年『12周年記念誌』が製本された。 2026年は、第150回【お茶の水メディカル・カフェ in お茶の水クリスチャン・センター(OCC)】記念本が、企画される予感がする。『継続の大切さ』を実感する日々である。