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第43回 『病院と患者の懸け橋』 〜 内村鑑三記念 メディカルカフェ・沼田 〜

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内村鑑三記念 メディカルカフェ・沼田『がん哲学外来』(地域がん診療連携拠点病院 独立行政法人 国立病院機構 沼田病院 相談支援センターに於いて)に、赴いた。ベットサイドでの個人面談は、日々学びである。群馬が生んだ偉人・内村鑑三のメモリアルであり、筆者には、特別の思いがある。思えば、今年で、7年目である。

 『沼田病院だより』に『2011年の10月から開設されている当院の内村鑑三記念「がん哲学外来」は、がんと診断されて不安をお持ちの方々、治療の前に不安を抱えている方々、既に治療されがんとの闘病の中におられる方々、治療後のケアを受けておられる方々の皆様の「対話」の場として設けられております。日頃悩んでおられること、聞いてもらいたいことがあるのに聞いてもらえる人がいない方など、自分の中にある思い、考えを聞いてもらう場として、「がん哲学外来」を是非ともご利用していただきたいと思います。自由に立ち寄ってくつろいでいただく「対話の場」です。』と前村病院長より紹介されている。

『樋野興夫先生の『言葉の処方箋』・・・
「人生の目的は、品性の完成にある」
「人生に期待しない。人生から期待されていると考える」
「生きている限り、人には使命がある」
「つらいときこそ、自分と向き合うチャンスだと想う」
「本当に大切なものは、ゴミ箱の中にある」
「与えられたものは、返すときが必ずくる」
「死はどんな人にも確実に訪れる。だからといって、おびえて生きることはない」
「問題は解決できなくても、解消できさえすればいい」
「相手が間違っていても否定しない」
「安心して行きなさい」
「自分の人生に潔く(いさぎよく)専念する」
「夕暮れ時に、光がある。終わりに輝きがある。人間不思議ですね」
 以上、樋野興夫先生の著作、『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい』、『こころにみことばの処方箋』、『あなたは そこにいるだけで価値ある存在』から引用抜粋』とある。
 まさに「プロは人に悪意を帰せず」、「プロは人と利を争わず」の実践であろう。

 12月2日には、沼田病院では「地域医療連携システム」をテーマに講演会が企画されるとのことである。『病院と患者の懸け橋』である。乞うご期待である。


第42回 「The 20th Academia Eurasiana Neurochirurgica」in 軽井沢プリンスホテル

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軽井沢プリンスホテルでの「The 20th Academia Eurasiana Neurochirurgica(本郷一博 会長/信州大学医学部脳外科教授)」の特別講演「Cancer Philosophy & Cancer Philosophy Clinic ~“having a disease but not a sick person” ~ 」に招待された。

「Since I have carried out “Cancer Philosophy Outpatient Clinic” in 2008 at at Juntendo University Hospital, I interviewed with nearly a total of 3000 patients and their family.  By the motto “having a
disease but not a sick person” a search for living in a way of one’s personality, it has been held in a variety of places, not just at healthcare facilities.  I feel tense that “Cancer Philosophy Outpatient Clinic” is exactly need in the era.」
の趣旨で、英語で講演した。人生の良き想い出となった。

 軽井沢の地であるので「新渡戸稲造・内村鑑三」をヨーロッパ、アジアの脳外科医に紹介した。内村鑑三の『プロの為さざること5箇条』(『がん哲学〜がん細胞から人間社会の病理を見る〜』to
be出版 改訂版102~103 page)を語った。

1) Professionals do not prey on others’ weaknesses.
 「プロは人をその弱きに乗じて苦しめず」
2) Professionals do not insist on pay back.
 「プロは人に悪意を帰せず」
3) Professionals do not count on the mercy of others.
 「プロは人の劣情に訴えて事を為さず」
4) Professionals do not …

第41回  新刊『生きる力を引き出す 寄り添い方』(青春出版社 発行)出版記念講演会

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常陸宮殿下 ご臨席の、「2018年 比較腫瘍学常陸宮賞」授賞式(クラブ関東にて)に参列した。今年の受賞者は、中川原 章博士(佐賀県医療センター好生館理事長)で、受賞講演「神経芽腫の自然退縮の機序解明とヒト新規進化遺伝子産物N-CYMの発見」を拝聴した。筆者は、中川原章先生とは、アメリカ時代の恩師のAlfred G Knudson博士夫妻の「遺伝性小児癌の学問」を通して良き知り合いになり、『癌遺伝学の夜明け』(2002年)と題した共著を出版した。佐賀県医療センター 好生館にも講演で訪問したこともある。

 癌研時代からの知人の霞 富士雄先生が会長を務めた第44回お茶の水乳腺研究会(東京ガーデンパレスにて)に出席した。今回は、筆者は代表世話人を仰せつかった。斎藤光江先生の司会による西原広史先生(慶應大学腫瘍センター 特任教授)の講演『乳癌に関するゲノム異常 〜プレシジョンメディシン 〜』と、筆者の司会による中村清吾先生(昭和大学医学部外科学講座 乳腺外科学部門教授)の講演『若年性乳がんの診断と治療』であった。会場は満席であった。

 「がん哲学外来10周年記念 矢内原忠雄記念 本郷通りカフェ」(ゆい訪問看護ステーションにて)赴いた。思えば、 2008年大学での「がん哲学外来」から街の中に出て「がん哲学外来カフェ」を展開したのは、東大総長を終えた矢内原忠雄(1893~1961年)が胃癌となり、夢果たせなかった想いを込めて、始めたものである。あれから10年の月日が経つ。筆者には、特別な思いがある。

 新刊『生きる力を引き出す 寄り添い方』(青春出版社 発行)の「がん哲学外来10周年 出版記念講演会」(お茶の水OCCにて)が、主催:お茶の水メディカル・カフェ in OCC / 青春出版社;協賛のもと、CLC・BOOKS お茶の水店で、開催された。榊原 寛OCC副理事長の司会のもと、筆者は、1.『「がん哲学外来」創設当初の思い』、2.『10周年を迎えた今、思うこと』、3.『変わりつつある「がん」のイメージ…… がんは治る病気になってきた』、4.『「空っぽの器」…… メディカル・カフェの力』、5.『「傷つける会話」と「癒す対話」……家族やサポートする人へのメッセージ』を語った。会場は、多数の参加者で大いに感動した。翌朝の毎日新聞にも大きな広告が、掲載されていた。



第40回 アイデンティティーとは 〜「自分は いかなる存在か」〜

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「がん哲学外来@川越 のぞみカフェ 開設3周年記念シンポジウム 〜 自分も病気のことも責めないで〜」(川越のぞみ教会に於いて)に招かれた。多数の参加者があり、また個人面談もあり、近隣の埼玉医大の教授も参加され、大変充実した一時であった。スタッフの真摯な姿勢、情熱には、大いに感激した。

  週末は、早稲田大学中野校の オープンカレッジ 春期講座『がんと生きる哲学 〜 医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える〜』に赴いた。『がん哲学』(EDITEX発行)を朗読しながらの講義であった。今回の箇所は、「本当のプロとは 〜 真の独創性に立って〜」(page 88, 89)であった。アイデンティティーとは、「自分は いかなる存在か」、「自分は 何をなすべきか」、「自分が遂行しうる手段は何か」の 質疑応答で、あっという間に90分が過ぎた。まさに「科学者とか、文学者とか、政治家という区分けは方便であり、ただのプロセス。人間、最後には 一つの同じ目標に向かって進まねばならぬ」(吉田富三)である。『純度の高い専門性と社会的包容力』の学びの時である。

  その後、定例の『<がん哲学外来> 第72回 お茶の水メディカル・カフェ in OCC』があり、今回は6周年スペシャルであった。カフェの前に、素晴らしい音楽ゲスト(バイオリン・ピアノ)の演奏があった。カフェも多数の参加者で、会場は満席であった。筆者は、個人面談も隣室で行った。挨拶では、さりげなく「あなたは、どこにいるのか」(創世記3章9節)、「もしかすると、この時のためであるかもしれない。」(エステル記4章14節)を語った。

  その後、第3回 消化器疾患患者指導研究会(慶應義塾大学 信濃町キャンパスに於いて)に赴いた。筆者は、講演『がん哲学外来 〜 個性を引き出す〜』 の機会が与えられた。「あなたは 病気であっても『病人』ではない」〜 利己的な Happy  vs 利他的な Joyful〜」。大変有意義な研究会であった。

  終了後、OCCの隣のデーリーフランスでの 「wifeの誕生日会」に参上した。仲間の皆様の温かいおもてなしには、本当に感動した。涙なくしては 語れない!



第39回 『21世紀のエステル会』&『クルーズ友の会』の設立 〜「覚悟」の原点 〜

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この度、女性3人で『21世紀のエステル会』が設立された。「代表:牧師、広報部長:出版社勤務、企画部長:保育士」である。筆者は、顧問とのことである。若き日、『もしかすると、この時のためであるかもしれない。』(エステル記4章14節)、『私は、死ななければならないのでしたら、死にます。』(エステル記4章16節)に、感動を覚えたものである。これが、筆者の「覚悟」の原点でもある。『21世紀のエステル会』市民公開シンポジウムは、今年2018年 9月17日(敬老の日 午後、東京都)開催されるとのことである。筆者は、基調講演『もしかすると、この時のためであるかもしれない。』の 機会を与えられている。

 2018年10月14日午後 「企業様向けスペシャル講演セミナー」(東京都)で、講演『21世紀の新渡戸稲造から学ぶ「真の国際人」とは』を依頼された。チラシには、『国際人として第一線を走る樋野氏が語る 国際教養哲学』と謳われている。また、2018年9月13 ~15日 東京で 国際会議: 2018 International Tuberous Sclerosis Complex Research Conference. を、筆者が主催の予定にもなっている。

 今年の連休の始まり(4月28日 〜 5月2日)に、『ショート クルーズ』(横浜港 〜 釜山見学 〜 神戸港 〜 姫路城観光 〜神戸空港 〜 羽田空港 :5日間の旅)に赴いた。来年は、夏休み期間の2019年7月27日〜8月4日に(横浜港 〜 石巻 〜 函館 〜ウラジオストク〜 青森(青森ねぶた祭り) 〜 横浜:9日間の旅)が、企画されているようである。この度『クルーズ友の会』も、発足されたようである。驚きである。がん患者の心意気でもあろう。感動した。「人生の想い出作り」でもあろう。まさに「人生紙飛行機」である。

<——人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り ただ進むだけ その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番大切なんだ —— 元気が出ない そんな時は
誰かと話そう 人は思うよりも
一人ぼっちじゃないんだ
すぐそばのやさしさに
気づかずにいるだけ 人生は紙飛行機
愛を乗せて飛んでいるよ
—— それが希望 推進力だ
ああ 楽しくやろう——>

(『「365日の紙飛行機」作詞 秋元康』より)。

 俯瞰的な「人生哲学」の学習…

第38回 「利己的で ハッピーな人よりも、利他的で ジョイフルな人の方が 人生は輝く」

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『サンデー毎日』(2018年5月20日号)『がん哲学外来「言葉の処方箋」』(156〜159ページ)が掲載されていた。早速、多数のコメントが寄せられた。

 「『サンデー毎日』、拝見しました。良い内容です、凄いですね。」、
 『「患者、家族の最後のよりどころ がん哲学外来言葉の処方箋」4ページの記事を一気に読み終わりました。患者・家族と医療関係者を繋ぐ、楕円形の心を考えさせられた次第です。有難うございました。』、
 「がん哲学外来の波動はどこまでも 広がっていきますね そして 樋野先生に出会えた方々がみな活かされていること 不思議でなりません」、
 「『サンデー毎日』拝読しました。とても まとまった良い内容の記事で感動しました。皆さんにお知らせさせていただきます。」、
 「『サンデー毎日』の見出しトップですね!すごいです!」、
 「『サンデー毎日』、拝見させていただきました。温かな「対話」と、「真剣に相手のことを思う」ことは、やはり大切ですね。」、
 「記事も読ませていただき、なんだか心に染みて涙が出ました。樋野先生にも出会え、病気になって初めて理解できたことや知ることが多く、幸せだなぁと思います。誰かのために尽力することって幸せで有り難いことですね。」、
 「こんなにも、がん哲学外来の精神は求められていることも再認識です。」、「がん哲学外来はすっかり全国版ですね!とても嬉しく思います。」、
 「ひとえに先生の『人間力』に負っています。」
などなど、多数の勇気付けられる、励ましのコメントを頂いた。

 第47回「がん哲学外来 メデイカル・カフェ@よどばし」(淀橋教会に於いて)に赴いた。がん患者、その家族、ご友人が沢山参加されていた。『最強の健康法  病気にならない最先端科学編 〜世界レベルの名医の「本音」を全部まとめた〜』(SBCreative社発行)に掲載された、筆者の特別寄稿の「『クオリティ・オブ・デス』から良い人生を考える」(441~447 page)を紹介した。「利己的でハッピーな人よりも、利他的でジョイフルな人の方が人生は輝く」を説明した
 「自分のために追求する表面的な幸せではなく、人のために生きることで内側から湧き上がる喜びこそが、人生を輝かせる」、
 「ハッピーとジョイフルは違う」、
 「ハッピーは外面的。いつでも失望に終わる。ジョイフルは心から溢れるもの…

第37回 クルーズ 初体験 〜大海を見ながら 教養を深め、世界の動向と時代を読む 〜

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2018年連休の始まり(4月28日 〜 5月2日)に、『ショート クルーズ』(横浜港 〜 釜山見学 〜 神戸港 〜 姫路城観光 〜 神戸空港〜 羽田空港 :5日間の旅)に招かれた。4月28日付の朝日新聞夕刊でも、クルーズ3隻が紹介されていた。英国船籍のダイヤモンド・プリンセス(約11万6千トン、290メートル、乗客定員約2700人)の船内で、『がん哲学〜 人生ピンチヒッター 〜』(29日10:30 〜 1:30 am)と、『がん哲学 〜 空っぽの器 〜』(5月1日9:30~10:30am)の2回の講演の機会が与えられた。多数の聴講者、質問もあり、大変有意義な時であった。朝食、昼食、夕食も皆様との楽しい一時であった。釜山市内観光(梵魚寺、国際市場、チャガルチ市場)と、船上からの夜の釜山港の景色は最高であった。スケールの大きい姫路城の観光も、千姫の故事をはじめ、歴史の復習であった。まさに「教養を深め、世界の動向と時代を読む」時である。

 人間の身体と臓器、組織、細胞の役割分担と、お互いの非連続性の中の連続性、そして、傷害時における全体的な「いたわり」の理解は、世界、国家、民族、人間の在り方への深い洞察へと誘うのであろう。すべての始まりは「人材」である。「目的は高い理想に置き、それに到達する道は臨機応変に取るべし」・「最も必要なことは、常に志を忘れないよう心にかけて記憶することである」(新渡戸稲造)の教訓が、今回のクルーズの旅で大海を見ながら鮮明に甦った。
 クルーズは、筆者も、wifeも初めての経験であった。星野夫妻、牧野様、森本様、津原様、森様、岩崎様、小林夫妻、高橋様には、本当に、お世話になった。人生の良き想い出作りとして、「クルーズ友の会」が、発足される予感がする。

 連休中の5月4日、親友との池袋でのカラオケの集いに、wifeと赴いた。筆者は、『すきま風』(杉良太郎)、『おまえに』(フランク永井)、『くちなしの花』(渡哲也)、『四季の歌』(芹洋子)、wifeは、『Honesty』 (Elton John)、『Top of World』(Carpenters)、『How Great Thou Art』 (Elvis Presley)、『I could have danced all night』 (Audrey Hepburn) を歌った。皆様の歌を拝聴しながら 大…