第539回 『長所に目を向けて、短所に目をつぶる』〜 尊敬の念が湧く〜
筆者は、2026年3月24日『日中医学協会(The Japan China Medical Association) 広報委員会 委員』を仰せつかっている日中医学協会のZoom『日中医学協会2025年度第3回広報委員会』に参加した。【日中医学協会は、日本と中国の医療関連諸領域における交流事業を行い、日中両国及び日中両国を中心としたアジア地域の保健医療の普及及び向上に寄与することを目的として、(1)研究助成及び学術的共同研究の実施、(2)学術会議、(3)医療協力事業及び支援活動、(4)調査・情報収集、広報啓発活動、(5)人材育成、(6)招請、派遣、その他目的達成のために必要な事業を行っております。】と謳われている。 まさに、『日本と中国の懸け橋は医療』であろう! 2017年 北京大学での講演に招待され、そして北京大学出版局から筆者の本の中国語訳が出版されたことが、今回、鮮明に想い出された。 【『真の国際人:新渡戸稲造(1862-1933)が 東洋と西洋をつなぐ架け橋』】になることを願ったように、『日中の架け橋』の時代的到来を痛感する。 新渡戸稲造は、国際連盟事務局事務次長(1920年〜1926年)就任した。 当時『ジュネーブの輝ける星』とうたわれた日本が誇る国際人でもある。『新渡戸稲造 壁を破る言葉 逆境に立ち向かう者へ 40のメッセージ』(三笠書房発行)が 出版される運びとなった。 【他人を尊敬する念は、誰の心中にも必ず潜んでいて、また少し注意すれば、どんな人に対しても、必ず尊敬すべき理由を発見し得るものである。 『六の長所に目を向けて、四の短所に目をつぶる』ということを 新渡戸稲造は すすめています。 短所に目をつぶり、積極的に長所を見れば、自然に相手に対する尊敬の念が湧き、礼節を守るようになる。 忍耐強い芸術的な『外交哲学』の『実例と実行』を示した】。 まさに『歴史の動脈は 人物を通して流れている』の復習の時となった。 世界の国々が、それぞれの器官の役割を成すように関係し合えば、平和な社会が出来上がっていくであろう。 日本は『肝臓』であるべきではないかと思う(『日本肝臓論』)。『肝臓』という器官は切られても すぐに再生し、また異物に寛容な性質がある。 さらに、解毒・代謝作用がある。 日本という国自体も同様に一部が機能しなくなったとしても すぐに...