第534回 愛の架け橋 〜 人智を超え 扉を開く 〜
2026年2月27日 定期的な病理組織診断業務に赴いた。『顕微鏡を見て病気を診断する = 森を診て木の皮まで診る』実践である。 誤診は許されない厳粛な場である。【病理組織診断は『風貌を診て、心まで読む = 人生の根幹を追求する医療】でもある。 【顕微鏡観察は『がん哲学 = 癌細胞の病理と人間社会の病理 = 生物学と人間学』の原点】である。 病理学者が『がん哲学外来』を創設出来たのは ここにあろう!【『がん細胞の病理』と『人間社会の病理』の類似性が、2001年『がん哲学』の提唱となった】 そして、2008年 順天堂大学病院で【『病気』であっても『病人』ではない社会の構築を目指して『がん哲学外来』が開設】されることとなった。『出会いの流れ』を痛感する。 2026年2月28日(午前中)源川達也氏主催の哲学カフェ『flower cafe Luana』(さいたま市北区宮原町)での講演に赴く。 講演後は、『質疑・対話・ランチ』とのことである。 午後は、お茶の水クリスチャンセンター(OCC)8階ホールで、『布花と朗読劇(山本みどり氏 & 水澤心吾氏) 〜 稲造とメリー ~ 太平洋の愛の架け橋 ~』に向かう。『世界平和のために 奔走した新渡戸稲造とその妻・メリー。どんな苦境に遭っても夫婦の絆が、愛の架け橋となって 未来への扉を開くーー』が開催される。 山本みどり 氏は、【TBSポーラテレビ小説『夫婦ようそろ』で主演デビュー。『水戸黄門』シリーズや翻訳劇『殺しのリハーサル』など舞台やテレビドラマを中心に活躍。】& 水澤心吾氏は、【1977年『天守物語』より、本格的に俳優の道を進む。 以後、テレビドラマ、映画、舞台を中心に活躍。 ライフワークとして一人芝居『決断命のビザ杉原千畝物語』を全国で公演中。】と紹介されている。 筆者は、第2部『新渡戸稲造を語る』で 講演の機会が与えられた。【患者と家族の 心に寄り添う対話の場を、全国で広める活動を続けている。新渡戸稲造に関する著作の執筆や講演活動も行う】と記載されている。 筆者は、2008年10月 インターナショナルスクール(CAJ)で『東久留米がん哲学外来・カフェ』を開始する機会が与えられた。 前年(2007年)には、新渡戸稲造(1862-1933)著『武士道』、内村鑑三(1861-1930)著『代表的日本人』の読書会を始めた。そ...