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12月, 2018の投稿を表示しています

第71回 Medical Village 〜 目的・目標・計画 の 試金石 〜

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「2018年がん哲学外来カフェ in 万座温泉 〜 クリスマス会 〜」に、wifeと赴いた。


 群馬県、長野県、東京都からも、参加され、大盛況であった。夕食(宴会)の後、筆者は、日進舘のロビーのフロアーで、講演『がん哲学外来 in 万座 Medical Village』をする機会が与えられた。


 講演後は、参加者との歓談タイムであった。早朝、wifeと標高1800 mの冬の万座を散策した。午前中、「がん哲学外来カフェ in 万座温泉」が、開催された。筆者は、別室で、個人面談も行った。スタップの心温まるおもてなし、美味しい食事、楽しい交わりは、忘れ得ぬ人生の良き想い出となった。次回は来年6月に予定されている様である。継続的な繋がりは、人間としての新しい出会いの場も生むであろう。
 思えば、筆者が、wifeと子供達と最初に万座温泉に行ったの、15年前になろうか? それ以来、毎年のように、訪れている。筆者の夢は、『Medical Village 〜1人の人間を癒やす為には、1つの村が必要である〜』の実現化である。まさに、『明確な目的』→『具体的な目標』→『綿密な計画』の試金石でもある。  「古き歴史と日新の科学」を踏まえて、「次世代の新しい医療の協働体」として 改めて問い直す時代的到来を感じる。人間の尊厳に徹した医学・医療の在り方を考え、「潜在的な需要の発掘」と「問題の設定」を提示し、「新鮮なインパクト」を与えることが「医療者」としての大切な使命ではなかろうか!

第70回 人間が生きることの意味に 深く思いを寄せる〜セカンドオピニオンの意義〜

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<がん哲学外来> 第79回『お茶の水メディカル・カフェ in OCC』の Christmas Special  “クリスマスを歌う”に出席した。メゾ・ソプラノ:飯島由利江氏、伴奏者:滝澤優子(ピアニスト)の“クリスマスを歌う”には、大いに感動した。筆者は、講話“言葉の処方箋”の機会が与えられた。
 終了後、第9回『勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来シンポジウム「医療維新 21世紀を“生きる !!” “生き抜く !!”〜人間が生きることの意味に 深く思いを寄せる〜」』(浅草三業会館に於いて)に、wifeと赴いた。参議院議員川田龍平氏と対談する機会が与えられた。スタッフの熱意・情熱には、大いに感服した。

 『週刊現代』(12月29日号、12月17日発売)が送られて来た。「医療大特集」の(p.153)に、
『自分の考える治療法や要望に固執するあまり、思いが叶うまで セカンド、サード、フォース……と右往左往する患者もいる。
 順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授の樋野興夫氏は「これが最悪のパターンだ」と言う。「セカンドオピニオンの基本的な目的は、ファーストオピニオンの『補完』です。もちろん最初の医者の診断が明らかに間違えている場合は、違う治療法を提案しますが、本来は『その治療法で大丈夫ですよ』と、患者さんを安心させてあげるのがセカンドオピニオンの大きな役割です。しかし、中には、自分が望む診断をしてくれる医師を探し続けた結果『ドクターショッピング』(医療機関を次々と受診する状態)となる人もいます。その間にもどんどん病状が進行しているので、手遅れになるケースもある」セカンドオピニオンで失敗する患者の多くは、ファーストの医師と十分な話し合いが行われていない。』
と記述されていた。「セカンドオピニオンの意義」を静思する時ともなった。

 順天堂大学国際教養学部「持続可能な高齢社会」フォーラムに参加した(主催:順天堂大学国際教養学部、共催:順天堂大学健康総合科学先端研究機構・順天堂大学大学院医学研究科)。パキスタン、韓国、JICAの各演者の話は、大変、世界状況の「高齢化・人口減少」の諸問題の学びとなった。日々勉強である。


第69回 出版記念講演会『楕円形のこころ 〜 がん哲学エッセンス 〜』

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『楕円形のこころ 〜がん哲学エッセンス〜』出版記念講演会(御茶ノ水・OCCに於いて)が企画され、筆者は、記念講演の機会が与えられた(下記)。
「編集者の方のお話に 愛があふれていて感動しました。ご本の各章のタイトルも絶妙で、知恵と愛を注ぎ込まれたのだろうなと 想像いたしました。」 「ラグビーファンの我が家では、来年日本で初開催されるラグビーワールドカップで盛り上がっていますので、『楕円形のこころ』というタイトルがラグビーファンの心をつかむのではないかなぁと話しています。内容も、すべての人の生き方や考え方に関わることとですから、そちらの方面にも広まることも願っています。」 「昨夜は冷たい雨でしたが、愛溢れるお話も伺い、心ぽかぽかな時間を過ごさせて頂きました。」 「誰にでもわかり易く書かれていて、また挿絵がほのぼのとしていて心温まる感じてす。」 「昨日は、出版記念講演会ありがとうございました。——総合的な先生のご講演をお聞きし、改めて今回の本の意義を痛感いたしました。」
等々の多数のコメントを頂いた。まさに、「がん哲学外来10 周年、朝日がん大賞受賞、長與又郎賞受賞 あわせておめでとうございます。」を感じた、今回の出版ともなった。人生の不思議な流れを実感する、一時でもあった。




第68回 公開シンポジウム『がん教育を考える 〜医療機関と学校の連携〜』

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公開シンポジウム『がん教育を考える〜医療機関と学校の連携〜』(主催:文京区教育委員会、文京区青少年プラザホールに於いて)に出席した(添付)。筆者は、パネルディスカッションの司会をする機会が与えられた。参加者は、小学校教員・管理職・区民・保護者・医療関係者と多岐にわたり、多くのアンケート回答も寄せられ大いに感動した。大変実り多きシンポジウムとなった。
 『命の教育はあっても、「死に対する教育は行われていない」この言葉にはっとさせられました。』  『「がん教育」とは心の教育ですね。2人に1人ががんにかかる時代、いつかは自分ががんになると思うと、小さい頃に「がん教育」を受けていた方がいいのだと思う。』  『治療で治すことだけでなく「その人らしく生きられる医療」、「生」だけでなく「死」を考える場(教育の場)がもっと必要だと痛感しました。』  『「がん教育」は子供だけでなく、教員(学校の先生)、親達が一緒に受けるものだと つくづく感じました。』 『本日の講演を伺って、キャリア教育(生き方教育)の一教材として導入することが 可能であると感じました。』 『医療の現場から、教育に対していろいろと思うところが出てきますが、それを伝える接点がありませんでした。今回、文京区という限られた地域での接点でしたが、樋野先生がおっしゃるように文京区モデルとして、他の地域にも広げることができれば、と思っています。』 などのコメントをいただいた。  「文京区モデル」として『がん教育 〜 医療者の2つの使命:純度の高い専門性と社会的包容力 〜』の全国行脚の時代的展開になる予感がする。
「がん教育」の5箇条を挙げる。 1.「がんも 単なる個性である」社会構築を目指す 2.「病気であっても 病人でない」社会構築を目指す 3.「Ouality of life」から「Ouality of Death」への転換 4.『あなたは そこにいるだけで 価値ある存在』(KADOKAWA発行) 5.「人生から 期待される生き方」(主婦の友社発行)


第67回 発がんの連盟的首位性 〜 故意に遅らせる 〜

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12月1日(土)に、リンチ症候群研究会 市民公開フォーラム(主催:リンチ症候群研究会、TKPガーデンシティPREMIUM京橋 ホール22D)で開催される。筆者は、リンチ症候群研究会 代表として、『開会挨拶』の機会が与えられた。『「遺伝病も 単なる個性である」&「病気であっても 病人ではない」の社会構築は、人類の進むべき方向であろう。』は、筆者の基本理念である。

 『多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェショナル)」養成プラン 〜 未来がん医療プロフェショナル養成プラン 〜』(慶應義塾大学に於いて)では、講演『がんを哲学する』の機会が与えられた。 

 「遺伝性がん & 環境発がん」を、研究している病理学者は、「発がんの連盟的首位性(Federal headship of carcinogenesis)」、「故意に遅らせる(Intensional delay)」がテーマである。『がん細胞で、起こることは、人間社会でも起こる、人間社会で、起こることは、がん細胞でも起こる、』が 『がん哲学』の定義でもある。