第395回 『患者・医療スタッフとの対話のモデルケース』 〜 『リーダーの胆力』 〜

 2024年4月4日、OCC(お茶の水クリスチャン・センター)での『東京国際朝祷会』(8:30〜10:30)に招待された。【全国朝祷会の働きの中で、全国の各地域で週一度の朝の祈り会が、自主的に開催されていて、参加者は、教派、教団を超えた地域の信徒、牧師の区別なく共に祈りの課題を掲げて執り成しの祈り会です。 すべて自発的、自主的に皆さんが参加されています。―― 1957年大阪で始まり、現在、全国133会場で開催されています(毎週29会場、月2回16会場、月1回87会場、不定期1会場)。】と謳われている。

 2002年 山崎製パン総合クリエイションセンター(千葉県市川市)に於いて、講演の機会を与えられた。『医師の2つの使命 〜 学者的な責任 & 人間的な責任 〜』の趣旨で語った。 飯島延浩 山崎製パン社長も出席され、大変想い出深い、一時となった。 飯島延浩社長と講演する機会が与えられた。『リーダーの清々しい胆力』を学んだものである。 会場は大盛況であった。

 想えば、飯島延浩社長とOCCの隣のレストランで、『がん哲学外来・カフェ』について面談し、榊原寛(1941-2020)先生を紹介されたのが 鮮明に思い出された。 

 『お茶の水 がん哲学外来・メディカルカフェ in OCC』は、東日本大震災の2011年に創設準備がなされ、2012年に当時OCC副理事長であった 今は亡き榊原先生が始められた。 筆者は、2012年5月26日(土)にOCCでの第1回『お茶の水メディカル・カフェ in OCC』に出席した。  榊原寛先生の『お茶の水メディカル・カフェ』の案内文には、【『患者・医療スタッフ・専門家との対話を重視したサロン形式のカフェ』。提唱者は順天堂大学教授 樋野興夫先生。 OCCでの開設がモデルケースとなればと願っています。』】と紹介された。 

 今年(2024年)『12周年記念誌』が製本される。 『継続の大切さ』を実感する日々である。 当時、順天堂大学医学部教授であった筆者にとっては、『隣接するOCCとの繋がりは 不思議な人生の出会い』となった。



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