第563回 『継続の大切さ』〜『人生は開いた扇のよう』〜

 2026年7月18日 筆者は、病理医として 定例の『病理組織診断業務』を行った。『顕微鏡を見て病気を診断する = 森を診て木の皮まで診る=丁寧な観察力の修練の実践』である。 筆者にとっては、『病理組織診断と病理解剖』は、癌研時代から病理医としての原点である。【『病理医』は『形態』&『起源』&『進展』などを追求する医師である。『病理組織診断』は『風貌を診て、心まで読む = 人生の根幹を追求する』で、2001年の『癌細胞の病理 と 人間社会の病理の類似性 = 生物学の法則+人間学の法則=『がん哲学』の提唱】に繋がった。 そして、2003年に『日本病理学会総会 と 日本癌学会総会』で『がん哲学』の講演したものである。 

 2008年1月には、 順天堂大学病院で【『病気』であっても『病人』ではない社会の構築】を目指して『がん哲学外来』が開設された。 病院外では、2008年 9月 27日『横浜がん哲学外来』と2008年10月26日『東久留米がん哲学外来』がスタートされたことが 鮮明に思い出される日々である。【病理医として医学的側面だけでなく、『生き方』や『価値観』にまで深く考える心得】であった。 今年、7月17日に『横浜がん哲学外来18周年記念会』が企画された。 10月18日には『東久留米がん哲学外来18周年記念会』が企画されるとのことである。 大いに感服する。

 7月19日は 東久留米市の『CAJ(クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン)』での『がん哲学外来•カフェ』に出席する。  その後、2007年に始めた読書会である。【読書会のお知らせ:新渡戸稲造(1862-1933)『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄訳)と内村鑑三(1861-1930)『代表的日本人』(岩波文庫、鈴木範久訳)を交互に読み進めております。 リーダーは順天堂大学名誉教授・一般社団法人がん哲学外来名誉理事長で、新渡戸稲造記念センター長の樋野興夫先生です。 樋野先生のユニークで わかりやすい解説と さり気なく語られるメッセージに励まされ、人生の生きる意味をあらためて 考えるひとときになります。 どなたでも ご参加いただけます。 みなさまの参加をお待ちしております。】と謳われている。 ただただ感謝である!

 今回の読書会の箇所は、内村鑑三著『代表的日本人』の『西郷隆盛(1828-1877). 〜 新日本の創始者』の6章 『生活と人生観』を音読しながら進める。【内村鑑三が、何故に『代表的日本人』の中に西郷隆盛を選んだのか?】の復学の時となろう! 【『人間として行為の継続の大切さ』&『人生は開いた扇のよう』】を痛感する日々でもある。

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