第108回 矢形 寛 先生の生涯 〜「火焔のうちにある 燃料の如く 自ら燃えよ!」〜


 2019年7月6日、「第9回 がん哲学外来コーディネーター 養成講座 in 埼玉」(実行委員長 )と、翌日の「第8回 がん哲学外来市民学会大会」(大会長)を、ウエスタ川越に於いて主宰された 埼玉医科大学総合医療センター ブレストケア科 教授の矢形 寛 先生 が、9月11日 満55歳で、逝去されたとの知らせを 早朝に頂いた。 がん哲学外来市民学会大会の時の、入院中のベットからの ビデオメッセージが、鮮明に蘇ってきた。会場の、多数の参加者・がん患者が、矢形先生の御姿にどれ程、元気付けられたことか!  忘れ得ぬ想い出となった。涙なくして語れない! 矢形先生の「先見性・力量・胆力」には、大いに感動した。その後、病棟に 見舞いに行ったのが 今生の別れとなった。


奥様からは、
「通夜 9月15日(日)18:00〜
葬儀・告別式 9月16日 11:00〜12:30
公益社  用賀会館 (東京都世田谷区)」
の ご連絡を頂いた。

 筆者は、がん哲学外来市民学会 代表として だけでなく、矢形先生のお計らいで、定期的に 毎月、埼玉医科大学総合医療センター ブレストケア科の小江戸「がん哲学外来」に赴いて、多くの学びを頂いている。『懸命な 心温まる「おもてなし」』、「賢明な寛容性」のある、矢形先生 ご夫妻には、本当に、感謝である。まさに、矢形先生の生涯は、「火焔のうちにある 燃料の如く 自ら燃えよ!」であった。ここに、「謹んで哀悼の意を表します」。

 埼玉医大の皆様、関係者の皆様と、「矢形寛 先生 追悼記念講演会」を企画・実現させるのが、筆者の使命・役割と、強く感ずる今朝である。

矢形 寛先生とともに(ラジオ日経のご厚意による)

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