第514回 【Medical Village】 〜 『医療維新』の舵取り 〜
2025年12月4日早朝、『雪の積もる富士山』を眺めた。大いに心が癒された。その後、1998年8月1日、故郷の出雲で購入した【勝海舟の人生訓】(童門冬二著 PHP文庫発行)の26ページを再読した。【近江商人(おうみしょうにん)の行動を分析】として下記が記述されている・
1. バイタリティに富んでいること
2. 優れた情報力を備えていること
3. 柔軟な発想と思考力をもっていること
4. 情に左右されない合理精神をもっていること
5. 優れた決断力をもっていること
6. 果てしない上昇志向をもっていること
近江国は、現在の滋賀県である。 【東近江市永源寺地域の保健・医療・福祉が一体となった地域包括ケアを行なわれている診療所長 花戸貴司先生】は、第9回日本Medical Village学会(能登川コミュニティセンターに於いて;2026年3月15日)の大会長をなされる。 日本Medical Village学会の理事長を務めている筆者は、基調講演【『人生の眼を開く』〜『言葉の処方箋』〜】を依頼された。【Medical Village構想は、患者様・ご家族・それを支援する人々を支える町を つくりあげていくことを目的としています。 医療、介護、生活、すべては つながっています。】である。
『日本Medical Village学会』の 3 つの柱
1.『1人の人間を癒すには 1つの村が必要である』
2.『病気であっても 病人ではない』
3.『病気は 単なる個性である』
人類の進むべき方向は、『医療の共同体 = 1人の人間を癒すには、1つの村 = Medical Village が必要である』であろう。【日本Medical Village学会】は、【Medical Village】の実現に向けた【『医療維新』の舵取り】となろう!