第505回 『寄り添う晴れやかな心』 〜 『生き抜くためのヒント』 〜

 2025年10月18日(土)午前中 東久留米市立第2小学校での『がん教育』の授業を依頼された。 2人に1人が がんになる時代を迎え、文部科学省は 新学習指導要領に『がん教育』を明記し、2021年度から中学校、高校での授業を本格化させている。

 東久留米市立第2小学校での『がん教育推進』授業は、 2020年2月20日 出版された『がん哲学のレッスン 〜 教室で<いのち>と向き合う 〜』(かもがわ出版)にも掲載されている。【『中学 高校で始まる『がん教育』を深める必読書。』と紹介されている。『第1章 がん教育はなぜ必要か。 第2章 がん細胞の不思議。 第3章 大切な人に寄り添う。 第4章 自分らしく生きる。 第5章 生と死を見つめる。 第6章 教室で語りあう。 がんと向きあう3人に聞く: 齋藤智恵美さん & 彦田かな子さん & 彦田栄和さん』】の目次である。


 6年生 約100人 に対して、東久留米市立第2小学校の広い体育館での講義で、生徒達の真摯な眼差しには、大いに感動した。 担任の青木真美先生から、【『本日は、生きるヒントと勇気を 本当にありがとうございました。 子供たちのみならず、私たち教員も勇気と学校での指導のヒント、さらに生き抜くための人生のヒントをいただきました。 コロナ禍であっても、逆境を順境に変える。 逆境を楽しみながら、追い風にし、楽しみながら生きていく。 いつまでもそばにそっと寄り添える、寄り添ってもらえる人になれるよう頑張ります。 先生のお話で 台風まで青空に変わっていました。 まるで、お話をお聞きした後の 晴れやかな心のようでした。』】との心温まるメセージを頂いたものである。 これこそ、【『がん哲学』と『がん教育』の懸け橋】であると実感した。

 10月18日の午後は【がん哲学外来『市ヶ谷だいじょうぶ!カフェ』(代表者:田口謙治氏 担当者:田口桂子氏)(東京ゴスペルハウス内に於いて)】での講演に赴く。 連チャン症候群の日である。【お互いに語り合い、聞きあい、お帰りの頃には、みんなが笑顔になっている…そんなカフェになることを願っています。】と紹介されている。


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