第503回 俯瞰的に総合的に見る 〜 使命を自覚して任務を確実に果たす 〜
2025年10月8日 早朝(5:00am) 満月を眺めた。 大いに心が癒された。 10月8日 順天堂大学大学院修士課程講義【Overview of Human Pathology and Oncology 病理腫瘍病態学概論】の留学生向けの英語による授業『Cancerがんの定義、自然史と介入』に赴く。
基本原則として下記を述べる
Guiding principle of carcinogenesis
Cell type specific carcinogenesis
Stage specific carcinogenesis
Strain difference in carcinogenesis
Federal headship carcinogenesis
Rehabilitation of cancer cell
がん(人生)は開いた扇の様である
『禍の起こるのは起こる時に起こるにあらず 由って来るところ遠し』ゆえに予防、治療が出来る。 起始遺伝子は扇の要である。 がん化の起始細胞の進展には境遇が大切である。癌も身の内=癌の個性
細胞(使命を自覚して任務を確実に果たす)の社会学(『自己制御と犠牲』の上に成り立つ)vs 癌
真の目標を見失った細胞集団=癌細胞=エゴイスト集団
【もう一度、役割使命を与えると おとなしくなる(Intentional Delay)。そして、天寿を全うする (天寿がんの実現)】とさり気なく語る。『がんの根幹』を追求し、『俯瞰的に物事を総合的に見られるようにする』ことを目的とする。