第476回 『役割と使命』 〜 『俺がやらなきゃ誰がやる』 〜

 2025年5月22日 【ひばりヶ丘駅 ー> 池袋駅 ー> 日暮里駅 ー> 柏駅】から【柏豊四季台団地の中央にある地域包括ケアシステムの要ともいえる『柏地域医療連携センター』】での『柏がん哲学外来』(担当:『がん哲学外来あびこカフェ』の代表でもある中野綾子氏)に赴いた。 今回も『天に昇る高い東京スカイツリー(634メートル)』を電車内から眺め心が癒された。

【がんの悩みを病院の外で心置きなく話がしたい『がん哲学外来』は、がん患者、経験者、ご家族の為の対話の場です。『がん哲学外来』を提唱された樋野興夫先生とゆっくり語り合ってみませんか?】とチラシには謳われている。 今回も、貴重な個人面談(4人)の機会が与えられた。 面談者も 置かれた状況にも関わらず『役割と使命』に気づかれたようである。


  昨年(2024年6月27日)は、中野綾子氏とスタッフの皆様が『柏がん哲学外来15周年記念講演会』(柏地域医療連携センターに於いて)を企画された。 会場には多数の参加者であった。 大いに感動したものである。

 終了後、【東京都内の『がん哲学外来亀有メディカルカフェ』(代表:小暮信子氏) & 千葉県流山市の『ながれやま・がん哲学外』(代表:春日井いつ子氏) & 津原豊子氏 & 小林松栄氏】を含め皆様6人で昼食の時を持った。 今回、『柏がん哲学外来の歴史誌』を年内に製作しようと決まった。 また、『暴れん坊将軍』の主題歌『がまん坂』の歌詞『俺がやらなきゃ誰がやる』(北島三郎)も大いに盛り上がった。 まさに、スタッフの皆様の『心得と胆力』である。

 『柏がん哲学外来』は、2009年当時の国立がんセンター東病院の病院長の江角浩安先生のお計らいで、柏の葉キャンパス駅隣接の国立がんセンター東病院の施設ビルで開始し、その後、施設ビルがなくなり、2016年からは、現在の柏地域医療連携センターに移動された。 今年(2025年)は、『柏がん哲学外来開設16周年』で、柏地域医療連携センターに移動9周年でもある。 継続の大切さを実感する日々である。


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