第470回 俯瞰的に物事を総合的に見る 〜 『医師は生涯書生』〜

 2025年4月22日 新渡戸稲造記念センターから、東京大学 弥生講堂一条ホールでの【文部科学省 学術変革領域研究 「学術研究支援基盤形成」生命科学4プラットフォーム 支援説明会・成果シンポジウム(主催:生命科学連携推進協議会 研究支援代表者 武川 睦寛(東京大学医科学研究所)】に赴いた。 


【生命科学4プラットファーム:先端モデル動物支援プラットフォーム&先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム&コホート・生体試料支援プラットフォーム&先端バイオイメージング支援プラットフォーム】の支援説明会であった。 純度の高い最新の情報は、大いに勉強になった。【4つのプラットフォームを展開し、先進的技術支援、リソース提供、技術相談等を通して、科研費による生命科学研究を最先端で支援してまいります。】と謳われている。 『日進月歩の科学の学び』である。 まさに、【『医師は生涯書生』、『医師は社会の優越者ではない』、『医業には自己犠牲が伴う』の『医師の3ヶ条』】の再確認の時となった。

 その後、順天堂大学保健医療学部 理学療法学科2年生の授業『病理学概論:カラー学べる病理学』に向かった。  今回は、【『細胞・組織とその障害』:細胞の構造と機能/組織/細胞障害/壊死とアポトーシス〜壊死・アポトーシス〜/萎縮/再生医療における幹細胞iPS細胞/】の箇所を音読しながら進めた。 真摯な受講生の姿勢には、大いに感動した。

 明日(4月23日)は、【診療放射線学科2年生『病理学概論』と診療放射線学科2年生『がん医療科学』と修士課程 展開医科学学位プログラム『がんと遺伝子』の3連チャン授業】である。【『がん』の根幹を追求し、俯瞰的に物事を総合的に見られるようにする】ことを『教育の目的』とする。 

医師の2つの使命~』

1)「学問的、科学的な責任」で、病気を診断・治療するーー>学者的な面 

2)「人間的な責任」で、手をさしのべるーー>患者と温かい人間としての関係

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