第462回 『ちびた鉛筆で書く』 〜 『器量』&『度量』を備えた『人物』 〜

 2025年3月14日 筆者が理事長を務める恵泉女学園(東京都世田谷区)の高等学校の卒業式、そして3月17日は、中学校の卒業式に出席した。 生徒の真摯な姿勢には感動した。 中高の本山早苗校長の『式のことば』での【Variability(変動性) & Uncertainty(不確実性) & Complexity(複雑性) & Ambiguity(曖昧性) → VUCA(「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」)】ではなく、【Kind (親切) & Energetic (情熱的) & Intelligent(理知的) & Sincere (誠実) & Elegant(上品) & Neat (きちとした) → KEISE (恵泉)】は、勉強になった。 また、校歌の【―― いずこにてもいつにても 清らに流れ豊かにそそぎ 友なき人の友となりつつ 沙漠に花をさかしめなんと ――】も心に響いた。 

 3月17日 滋賀県東近江市での第8回『日本地域医療連携システム学会』(3月15日)のスタッフの管理薬剤師(プライマリ・ケア認定薬剤師)大石和美先生から下記のメールが届いた。

 【樋野先生  この度は、遠方までお運びいただきありがとうございました。 また、オーディエンスの心に残る語りを頂きましたこと、重ねてお礼申し上げます。 当日は裏方で走り回っており、先生のお話をじっくりと拝聴することがかないませんでした。 後日、実行委員でアーカイブを楽しみたいと思います。 私は、前夜、当日の昼と、直接に樋野先生のお話を伺うことができ、とても贅沢な時間をいただきました。 『ちびた鉛筆』で800字をひねり出すには、消しゴムのほうがちびてしまいそうですが・・・またのお目もじを心待ちにしております。】の心温まるユーモア溢れるメッセージには大いに感動した。『わたしは ちびた鉛筆です』(マザー・テレサ:Mother Teresa,1910–1997; 1979年ノーベル平和賞受賞)で『自分に与えられた紙に、ちびた鉛筆で書くのが、人生』&『人に プレゼントとして自分を与える』の心得である。  

 また、3月17日、【『樋野先生たびの会」7周年記念2025年3月3日『屋形船の夜』『屋形船の夜&お誕生日祝い』】が届いた。 ただただ感謝である。

 まさに『種を蒔く人になりなさい』(2019年 いのちのことば社出版)の実践で、【『器量』&『度量』を備えた『人物』】であろう!



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