第461回 『真の心の通じる対話』 〜 『寄り添うこと』 〜
2025年3月11日『新渡戸稲造(1862–1933)記念センター in 新渡戸記念中野総合病院』に赴いた。 2025年3月号『新渡戸記念中野総合病院だより』の山根道雄病院長の『新渡戸の言葉』の『ファイチング•スピリット(fighting spirit) = 積極的に闘おうとする心構え』には、感激した。 早速、【新渡戸稲造記念センター 樋野興夫センター長 御侍史 何時の応援を頂き有難うございます。 病院長になっても、私の力の許す限り『新渡戸の言葉』を続けて参ります。】との『賢明な寛容と 胆力のある 心温まる』ご返事を頂いた。
『新渡戸稲造記念センター in新渡戸記念中野総合病院』から、第122回『がん哲学外来メディカル・カフェ@よどばし=ミニ講演とカフェタイムの組み合わせ』(淀橋教会に於いて)に向かった。 定番の『365日の紙飛行機』の熱唱で始まった。 筆者は別室で3組の個人面談の機会も与えられた。 『ファイチング•スピリット(fighting spirit) = 積極的に闘おうとする心構え』と内村鑑三(1861-1930)の言葉『人生の目的は品性を完成するにあり』を さりげなく紹介しておいた。『糸』を合唱して終えた。 大変充実した有意義な時であった。『がん哲学外来メディカル・カフェ@よどばし』は、2014年7月6日にスタートされた。 今年(2025年)7月6日に11周年記念が企画されている。 継続の大切を実感する時となった。『種を蒔く人になりなさい』の実践であろう!
【多くの人は、自分自身又は家族など身近な人が がんにかかった時に 初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまで いかに生きてきたか、これから どう生きるべきか、死ぬまでに 何をなすべきかを真剣に考えます。 --- 医療現場と患者の間にある『隙間』を埋めるべく、2008年1月 順天堂大学で『がん哲学外来』が生まれました。 科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です。 このプログラムは、診断・診察の場ではなく、『真の心の通じる対話』、『寄り添うこと』などを学び合う人間学の場です。--- 帰る時には心が軽くなる『メディカル・カフェ』、是非一度ご参加になられてみませんか?】と紹介されている。『心温まるおもてなし』には、大いに感動する。 その後、順天堂大学に寄った。 大変充実した貴重な1日となった。