第449回 『医療の懸け橋』 〜 『心が通じ合う人と出会う』 〜
筆者は、2015年1月16日【ひばりヶ丘駅 → 池袋駅→ 本郷三丁目駅→ 順天堂大学→ 御茶ノ水駅→ 中野駅→ 『新渡戸稲造記念センター in 新渡戸記念中野総合病院(入江徹也理事長、山根道雄病院長との面談)』→ 中野駅→ 西荻窪駅→ 東京女子大学の理事会】の旅であった。
2019年4月、新渡戸記念中野総合病院に『新渡戸稲造記念センター』が設立された。【『新渡戸稲造記念センター』は、新渡戸記念中野総合病院の初代理事長である新渡戸稲造(1862-1933)博士のこころざしを日本の国内外へ広め、実践する拠点となります。『新渡戸稲造記念センター』のセンター長には、新渡戸稲造博士の専門家として本邦の第一人者で、新渡戸博士の志を継承して活躍されている樋野 興夫先生が就任されました。】と紹介されている。 まさに、『医療の懸け橋』である。
筆者は、センター長の挨拶として【2003年に初版『われ21世紀の新渡戸とならん』、2018年に新訂版、2019年4月には 英語版『I Want to Be the 21 st Century Inazo Nitobe』が発行されることになった。 タイミング的には『新渡戸稲造記念センター長』就任記念ともなった。 驚きである。 人知を超えて、時が進んでいるこを痛感する日々である。 『行動への意識の根源と原動力』をもち、『走るべき行程』と『見据える勇気』、そして、『最も必要なことは、常に志を忘れないよう心にかけて記憶することである』(新渡戸稲造)。『生活環境や言葉が違っても 心が通えば友達であり、心が通じ合う人と出会うことが 人間の一番の楽しみである。』(新渡戸稲造)を体験する日々でもある。 すべての始まりは『人材』である。 世界の動向を見極めつつ、高らかに理念を語る『小国の大人物』出でよ! ここに、『新渡戸稲造記念センター』の開設の歴史的意義があろう! 】と記載した。