第447回 『一点突破、全面展開』 〜 グローバリズムの本質 〜
筆者は、2024年12月28日 アメリカ ワシントン州に住む娘夫妻を訪問した。ミシガン州在住の娘家族も来た。孫達は、シャボン玉で歓迎してくれた。
まさに、【アルプスの少女ハイジ=喜んで無邪気に小さなことに大きな愛を込める】であろう! 鹿(シカ)も挨拶に来てくれた。
筆者は、午(馬)年でWifeは卯(うさぎ)年であるので、今回、筆者の顔に『馬 & うさぎ』を書かれた。
12月30日はwifeと家族の皆んなで、Ruston wayに行った。
年明けの2025年1月2日と3日は、皆んなで自家用車でワシントン州中央部の街Leavenworthに向かった。 貴重な充実した『雪の降るLeavenworthの旅』ともなった。
今回、2014年9月 【第40回日本診療情報管理学会学術大会】での、市民公開講座『“われ、太平洋の懸け橋とならん“〜新渡戸稲造が語りかけるグローバリズムの本質〜』で講演(岩手県盛岡市民文化ホール)する機会が与えられたことが鮮明に蘇って来た。 新渡戸稲造(1862-1933)は岩手県民の誇りである。 新渡戸稲造の『われ太平洋の懸け橋とならん!』(1883年)と 筆者の『われ21世紀の新渡戸とならん』(2003年)は、120年の経過である。 時代は『人知を超えて 進んでいる』を実感する日ともなった。
筆者が、本業の『がん病理学者』から『陣営の外』に出たのは、2000年の国連大学での、新渡戸稲造『武士道』出版100周年記念シンポからである。 この『一点突破』が、ここまで展開するとは、本当に不思議である。【『先生の御専門の分野での長年にわたる努力が、広範囲の総合的な知見の必要性の観点から、まさに『一点突破、全面展開』という感じで、御専門の範囲を超えて受容されつつあることを思い、ご同慶に堪えません。』】との、感慨深い、温かいお言葉を頂いたものである。
2025年1月5日アメリカから帰国した。 今回は忘れ得ぬ『年末年始のアメリカ ワシントン州の空の旅(羽田空港<――>シアトル空港)』となった。