第442回「楕円形の心」 『真の心の通じる教育』 〜 『生涯に影響を与えるインプリンティング』 〜
2024年12月9日、千葉県千葉市にある『東京情報大学看護学部』の『病理学』の授業に赴いた。 車内から『雪の富士山』を眺めた。『富士山』には特別な思いがある。 筆者が『富士山子』と言われるようになった由縁は、【96歳で亡くなった筆者の母(樋野壽子:1923年2月20日 〜 2019年6月3日)の、筆者の誕生の年(1954年)の元旦の夢が『富士山(3776m)』であり、筆者は、幼児の時から『富士山子』と母に励まされた】ものである。 『幼年時代のインプリンテイングは生涯に影響を与える』=『教育の原点』であろう!
『東京情報大学看護学部』の『病理学』の授業では、『教科書:ナーシング・グラフィカ 病態生理学』(MCメディカ出版)を用いて『病態生理学』の『炎症と修復』、『免疫異常』の箇所を音読しながら進めた。【病理学には限りがないことをよく知っていて、新しいことにも 自分の知らないことにも 謙虚で、常に前に向かって努力する】学びの貴重な時ともなった。
12月10日第119回『がん哲学外来メディカル•カフェ@よどばし』(淀橋教会に於いて)に参上する。『がん哲学外来メディカル•カフェ@よどばし』は、今年は、開設10周年を迎えた。『連続』の大切さを痛感する。
【多くの人は、自分自身又は家族など身近な人が がんにかかった時に 初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。 --- 医療現場と患者の間にある『隙間』を埋めるべく、『がん哲学外来』が生まれました。 科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です。 このプログラムは、診断・診察の場ではなく、『真の心の通じる対話』、『寄り添うこと』などを学び合う人間学の場です。 お茶を飲み、講師の先生のお話を聞きながら、それぞれの思いを共有し、共に泣き、共に喜び ・・・ 帰る時には心が軽くなる『メディカル・カフェ』、是非一度ご参加になられてみませんか?】と紹介されている。 『心温まるおもてなし』には、大いに感動する。