第432回 病と心のケア 〜 愛に溢れた雰囲気 〜
2024年10月20日浦和福音自由教会での講演会『〜 病と心のケア〜 ガン哲学外来とは』に赴いた。 多数の参加者であった。 筆者は下記を語った。
がん哲学 ~ 人は、がんとともに どのように生きていくのか ~
1) 病気になったとき、人はどのように感じ、何を考えますか?
2) 家族は、どのように患者さんを 支えることができますか?
3) 周りの人は、どのように患者さんを 支えることができますか?
4) 人の支えは、患者さんに、どのような効果をもたらしますか?
『がん哲学外来とは』
『がん哲学外来の絶対性大原理』
愛がなければ全ては無意味
『がん哲学外来の真髄』
1) 愛に溢れた雰囲気
2) 静かな口調
3) にもかかわらず
『がん哲学外来の心得』
1) 仮面を外し、心の垣根をとる
2) 秘密は守る、リラックスした時間を過ごす
3) 正直になる、積極的に人々に仕える
『真理は円形にあらず、楕円形である。 一個の中心の周囲に描かるべきものにあらずして、二個の中心の周囲に描かるべきものである。 — 人は何事によらず 円満と称して円形を要求するが、天然は 人の要求に応ぜずして 楕円形を採るはふしぎである。 — 患難の坩堝(るつぼ)の内に燃え尽くす火に 鍛えられて初めて実得し得るものである。』(内村鑑三;1861-1930)。
多数の質問もあり、大いに感動した。 そして『グループに分かれて討論』、筆者は『総括』の機会が与えられた。 大変有意義な充実した時であった。 終了後、スタッフと懇談した。 『がん哲学外来』が開設されることであろう!