第426回 立場を超えて集う交流の場 〜 人生の根幹について考える 〜
2024年9月13日 病理組織診断業務を行った。【『病理学』は『形態』、『起源』、『進展』などを追求する学問分野である。& 病理組織診断は、『風貌を診て、心まで読む = 人生の根幹を追求する』でもある。 顕微鏡観察は、『がん哲学 = 癌細胞の病理と人間社会の病理 = 生物学と人間社会』の原点である。】。
9月14日は、『メディカル・カフェ in 菊名』(横浜市港区 菊名西教会に於いて) に赴く。【樋野興夫先生講演会:『運命は選べませんが、人生は選び取ることができます』 思いがけない病など大きな苦難に見舞われた時、私たちは、どう向き合えばいいのでしょうか? 樋野興夫先生が5000人のがん患者さんと、そのご家族に施した『言葉の処方箋』の中に、その答えがあります。】と紹介されている。
その後、『第7回がん哲学外来市民学会認定コーディネーター アドバンスコース』(埼玉県ふじみ野市 東京国際学園 研修センターに於いて) に向かう。【新型コロナウイルス感染症拡大の中で、私たちはカフェを通して『つながる』ことの大切さを再確認しました。 一方その苦しい時を経て新しいカフェの形も見えてきました。 コーディネーターの皆さんも同様の経験をされたと思います。 そこで今回のアドバンスコースでは お互いのコロナ過での体験を共有したり カフェを介しての つながりについて考える機会になればと思っています。】と謳われている。 筆者は、『がん哲学外来市民学会代表』として『総評』の機会が与えられた。【『がん哲学外来コーディネーター養成講座』認定コーディネーターの認定期間は5年間とし、次の5年間の認定更新を行う。 5年間に1回以上のアドバンスコース出席。】とある。
『がん哲学外来市民学会』は、医師、医療従事者、一般市民、学生、中高生、がん問題に関心を持つあらゆる人々 が立場を超えて集う『経験交流の場』でもある。 市民の立場に立つ『医療維新を目指す』。『患者主体の医療の基盤整備』の一助となることが期待される。