第425回 【医療の共同体=メディカルタウン】〜 時代の方向性 〜

 2024年9月7日午前、早稲田大学での講座【ジャンル 人間の探求:がんと生きる哲学 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える。】に赴いた。 テキストは『なぜ、こんな目にあわなければならないのか 〜 がん病理学者が読む聖書「ヨブ記」 〜』(2023年10月15日 いのちのことば社発行)を使用し、【第1章:『突然の病や事故が、なぜふりかかるのか』】の箇所から音読しながら進めた。質問もあり、大変有意義な講座となった。

午後は、東京都立多摩南部地域病院 看護師長緩和ケア認定看護師 小磯雅美氏から依頼され【第100回多摩緩和ケア カンファレンス特別講演『対話で地域を支える』】(多摩市のリンクフォレストに於いて)に赴いた。  多数の参加者と会場からの質問もあり、素晴らしい貴重な時であった。 

【『医療の協働体=1人の人間を癒すには、1つの街が必要である=メディカルタウン』 & 『メディカルタウン構想』は、『医療維新』の事前の舵取りになろう。 また、人類は、遅かれ早かれ120歳で死ぬ(旧約聖書 創世記6章3節)。】も語った.

【日本の医療を変える『事前の舵取り』は『メディカルタウン』の姿に示されるであろう。『メディカルタウン』は、街全体がメディカルな街。 あらゆる施設がある。そのようなイメージである。 患者の視点に立ったホテルを作ったり、レストランを作ったり、本屋を作ったり、例えば、喫茶店があったら、医療者が来たりして、たまり場が出来る。 そこで『がん相談=多摩がん哲学外来・カフェ』も行う。地元の特性を どう活かしていくか、まさに『地方(ぢかた)学』の実践である。】 

 『メディカルタウン』は街全体がメディカルな街。 例えば城下町のようなイメージである。 【医療の共同体=メディカルタウンは人類の進む方向】となろう。【『多摩メデイカルタウン』記念 市民公開シンポジウム】が、企画される予感がする。 

 

このブログの人気の投稿

第2回 『何があっても、いつ、どこにあっても なくてはならない人に おなりなさい』

第381回 『よくみる よくきく よくする』〜 寄り添う いい言葉 〜

第108回 矢形 寛 先生の生涯 〜「火焔のうちにある 燃料の如く 自ら燃えよ!」〜