第422回 『賢明なるオアシスになる』 〜 『真の国際教養の人材資質』 〜
2024年8月22日、新渡戸記念中野総合病院の倫理委員会に出席した。 8月23日は、病理組織診断業務に赴く。 8月24日は【第7回日本メディカルヴィレッジ学会 in 六ヶ所〜みんなで考えよう!六ヶ所村のこれからの医療と健康〜】(大会長:島田義也先生: 環境科学技術研究所理事長)である。
想えば、2010年5月8日『次世代の環境発がんを考える会』設立記念シンポジウム(東京ガーデンパレス (文京区湯島)。2013年12月14日【お茶の水がん学アカデミア100回記念シンポジウム〜病理・腫瘍学教授就任10周年記念〜】が、今回鮮明に想い出された。
杉村隆(1926-2020)先生 & 菅野晴夫(1925-2016)先生とは、筆者の人生において『がん学』&『病理学』&『山極勝三郎(1863-1930)・吉田富三(1903-1973)』で結ばれた、世にもまれな師弟関係であると自負している。 杉村先生&菅野先生の眼前で、今の大きな社会問題である『アスベストと放射線(原発事故)』を取り上げて『科学者の社会的責任』をテーマに、俯瞰的に大局観を持って、市民公開シンポが開催されたことは、歴史的出来事であったと痛感する。 筆者は、シンポに臨むに当たり、新渡戸稲造(1862-1933)の『一日一言』(1915年)の11月25日付の文章を改めて読み直した。【事の是非曲直、政治の長短、学理の真偽は、飽くまでも、しかも冷静に明らかに争うべし。—— 水かけ論や、—— 揚げ足取りは聞かぬもよけれ、いわぬに勝るなり。】とある。
また、2013年【新渡戸稲造没80周年記念・新島襄(1843-1890)生誕170周年記念シンポジウム〜今、懸け橋をつくる。国を超えて、時を超えて!〜】(主催:21世紀の知的協力委員会)が開催された。 筆者は、『新島襄→クラーク→内村鑑三→新渡戸稲造→の歴史の流れ』で講演する機会が与えられた。 パネルディスカッション『国を超えて、時を超えて』は、大いなる学びの時であった。
『賢明なるオアシスになる』ことに大いに期待したい。 『真の国際教養の人材資質の何たるかを静思・実行する時代の到来』でもあろう!