第401回 『いい覚悟で生きる』〜 心豊かな暮らし 〜

 2024年5月1日、島根大学医学部地域医療教育学(島根県出雲市)での講義で帰郷(島根県出雲大社鵜峠)した。 鵜峠の実家で一泊し、翌朝(5月2日)、廃校になった鵜鷺[鵜峠+鷺浦(隣の村)=鵜鷺(うさぎ)]小学校の校地、そして、鵜鷺(うさぎ)コミュニティセンター(廃校になった鵜鷺中学校)を訪問した。 筆者の夢は、『鵜鷺メディカル・ビレッジ構想』である。

 帰京後、【『出雲への旅、お疲れさまでした。 故郷での大学での講義、地域の方との交流、懐かしの地で、貴重な時間をすごされたのですね。 帰るべきところがある、ということは心強いですね。 そして故郷での原体験から医療の道を志し、今や世界「がん哲学」を広めるお働きへとつながり、豊かな歩みに、あらためて感銘を受けます。』、『美しい鵜鷺の村で心豊かな暮らしができる「メディカルヴィレッジ」、是非、実現してください! 応援しております!』、『先生の原点とも言える出雲でのご講演、無医村から「メディカルビレッジ」へと構想が実現できますように・・・『医学・医療・健康の情報発信拠点となり、全国にネットワーク化している「がん哲学外来」が中心となるといいですね』】などなど励ましのメールを頂いた。 大いに感動した。 涙無くして語れない!

 筆者は、5月4日『がん哲学外来メディカル・カフェひばりが丘 8周年記念』で、講演『いい覚悟で生きる 〜 病気であっても病人ではない 〜』の機会が与えられた。 想えば、今年は『いい覚悟で生きる』(小学館2014年)発行10周年でもある。 筆者はカフェタイム中、別室で個人面談を行った。

 早速、【本日は 『ひばりが丘カフェ8周年記念講演会』で大変お世話になり、誠にありがとうございました。 初めていらした方は、皆さん樋野先生のご講演、個人面談が目的で来て下さいました。 個人面談をしていただいたお二人が、本当に救われた、という喜びの表情で帰られて、安心しました。 一人ひとりに希望を与える素晴らしいお働きに、心より感謝申し上げます。 最後に、左半身麻痺の方のお誕生日祝いも ご協力くださって、とても喜んでいらっしゃいました。ありがとうございました。】との心温まるコメントを頂いた。




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