第366回 壁を破る 〜 堂々とした風貌 〜

 2023年12月9日 早稲田大学エクステンションセンター中野校での第6回講座【ジャンル 人間の探求:がんと生きる哲学 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える】に赴いた。【テキスト】は『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(東洋経済新報社)を用い、『病気になっても、病人になってはいけない』の箇所を音読しながら進めた。 次回は、2024年4月20日から6回の講座で、【テキスト】は『新渡戸稲造 壁を破る言葉』(三笠書房)とのことである。 乞うご期待である。

 夕方は、府中市の日華斎場での故大弥佳寿子様(享年60歳)葬儀通夜にwifeと参列した。 ご主人、2人の息子様の懸命な姿に感動した。 都内で『がん哲学外来・カフェ』を主催されている皆様、また 大弥佳寿子様の故郷の長野県から親族の方も参列されていた。 棺(ひつぎ)のなかの大弥佳寿子様を拝顔し、悲しみとともに、『堂々とした風貌』に、大いに心が癒された。

 式場には、内村鑑三著『代表的日本人』(添付)と 新渡戸稲造著『武士道』(添付)と 筆者の『日めくり 人生を変える言葉の処方箋』(添付)が置かれていた。 大弥佳寿子様は、2007年から東久留米市で始めた読書会【内村鑑三著『代表的日本人』& 新渡戸稲造著『武士道』】に、自宅からご主人の運転で参加されていた。 大弥佳寿子様と また『天国で がん哲学外来・カフェ & 読書会』を開催したいものである。『懸け橋し:一筋の光』を実感する通夜となった。


 韓国のソウルのミョンジ(Myongji)大学での『第2回 メディカルカフェ in ソウル』のチラシが送られてきた。 筆者は、10月31日 平田尚子先生の企画で『第1回 メディカルカフェ in ソウル:樋野興夫博士招待』に赴いた。 ミョンジ大学の教授が【『このカフェの開催により大学の発展することを望む。一般社会人に対する教育、研究が進んでいくようにメディカル・カフェの発展を望む』】と『開会の挨拶』をされたのが鮮明に蘇ってきた。 来年『1周年記念シンポジウム』を企画され、まずは、筆者の『日めくり 人生を変える 言葉の処方箋』の韓国語訳をされるとのことである。 ただただ感服である。




 

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