第331回 『新渡戸稲造の歌』 〜 冗談を実現する胆力 〜

 2023年7月8日は、早稲田キャンパス29号館301教室で『がんと生きる哲学』7回連続講座(10:40~12:10)の初回であった(07/08 07/15 07/22 08/05 08/26 09/02 09/09)。 講座後は、【第49回岡倉天心記念がん哲学外来巣鴨カフェ『桜』4周年記念講演 & カフェ】(巣鴨ときわ教会に於いて)に向かった。

 終了後、スタッフの皆様と夕食の時を持った。 今年は、新渡戸稲造(1862-1933)没90周年記念として『新渡戸稲造の歌を作ろう』と大いに話が盛り上がった。 筆者は、作詞を担当することになった。【『自由にして勇気ある行動』 & 『あらゆる行動に普遍性の烙印を押す』 & 『時代を動かすリーダーの清々しい胆力』& 『人間の知恵と洞察とともに、自由にして勇気ある行動』 & 『Union is Power (協調・協力こそが力なり)』】がテーマとなろう。

『新渡戸稲造の歌』の心得10ヶ条

1) ほっとけ、気にするな! 

2)『あれも、これも』でなく、『これしかない』

3) 謙遜と大胆

4)幅の広さ

5)弾力性に富む

6) 役割意識 & 使命感

7) 練られた品性 & 綽綽たる余裕

8) 賢明な寛容さ

9) 冗談を実現する胆力

10) ユーモアに溢れ、心優しく、俯瞰的な大局観のある人物

【『最も剛毅なる者は 最も柔和なる者であり、愛ある者は 勇敢なるものである』とは普遍的に真理である】。ごく簡単に言えば、『弱いものいじめをするな』ということであり、『なすべきことをなそうとする愛』ということであろう。『いかに生きるべきかの基軸』を求める時代の到来を予感する。 今回は、大変有意義な充実した巣鴨での【講演 & カフェ】の時となった。

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