第321回 愛に溢れた雰囲気 〜 人を褒める 〜

 2023年5月20日午前中『早稲田大学エクステンションセンター中野校』での講座【『ジャンル 人間の探求『がんと生きる哲学 〜 医師との対話を通して『がん』と生きる方法を考える〜』】(10:40〜12:10)に赴いた。 今回は、『がん細胞から学んだ生き方〜「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)の第4章『「がん哲学」での「言葉の処方箋」』、第5章『「クオリティ・オブ・デス」を考える』の箇所を音読しながら進めた。 真摯な多数の質問もあり『大変有意義な充実した講座』の時間であった。 大いに感動した。

 終了後、受講者の森尚子氏、今村郁子氏、戸田裕子氏と、『お茶の水メディカル・カフェ in OCC』(13:00〜)に向かった。 筆者は、開会の挨拶で、【『お茶の水メディカル・カフェ in OCC』の根幹は『愛がなければ全ては無意味』と『愛に溢れた雰囲気を醸し出す』】とされげなく語った。 カフェ中に、筆者は、隣の部屋で、4人との個人面談の機会が与えられた。 歯科医も参加されていたので、『歯を食いしばって 人を褒める』ことの大切さをニューモア的に伝えた。

閉会の挨拶では【『ただ、横にいるだけでいい。 必ず誰かの役に立っている』(東洋経済新報社の新刊より)と『多角的な性格から 現れ出づる多面的な観察と識見』(新渡戸稲造:1862-1933)】の実践を述べた。 終了後は、スタッフと意見交換を行った。『正直になる、積極的に人々に仕えるの心得』に触れた。 大変貴重な『お茶の水メディカル・カフェ in OCC』であった。 帰りの電車の中で、『春風のようなゴリラ』(森尚子氏)と『食いしん坊のコツメカワウソ』(戸田裕子氏)と『樋野動物園』2号製本の話で大いに盛り上がった。

 明日(5月21日)は、2008年に開始した東久留米市のKBF(KURUME BIBLE FELLOWSHIP)での『がん哲学カフェ』(1:00pm 〜)、その後、2007年から始めた読書会(East Sideカフェに於いて)である。 筆者は、英文で書かれた『代表的日本人』[内村鑑三(1861〜1930)著 鈴木範久訳、岩波文庫]と『武士道』(新渡戸稲造著 矢内原忠雄訳、岩波書店)音読しながら進めている。 今回は、『代表的日本人』の『二宮尊徳』の第4章『個人的援助』である。 日々勉強である。



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