第317回 本物を見分ける 〜 愛をもって 〜

  2023年4月30日 宇都宮での【まちなかメディカルカフェin宇都宮 10周年記念『がんを生きる』】(栃木県総合文化センターに於いて)に赴いた。


 代表 平林かおる先生(栃木県立がんセンター病理診断科・副病院長)から【先生に導かれてカフェを開設してから早くも10年経ち、この間先生には沢山の愛とご指導をいただき、心より感謝いたします。 当日は10年を振り返り、先生からお言葉をいただきたいと思います。 大橋洋平先生の話を聴いていただいた後に30分程度、質問コーナーとして先生と大橋先生に再びご登壇いただき、会場の参加者と対話をしていただければと思っています。 当日のスケジュールは下記のとおりです。

落語:祝福亭福助(福原俊二郎さん)

開会挨拶;平林

樋野 興夫先生のお言葉

休憩

講演;大橋 洋平先生「足し算命を生きる」~三重から栃木へ~

樋野先生、大橋先生への質問コーナー(テーマ;がんを生きる)司会;村井先生

閉会挨拶;粕田先生

】との心温まる励ましのメールを頂いた。

 多数の参加者であった。 スタッフの皆様も真摯な姿勢には大いに感動した。 大橋洋平先生の講演は、大変勉強になった。 村井邦彦先生(村井クリニック院長)の司会による質問コーナーは、『格調高い品性ある』時となった。 筆者は【『楕円形の心』: 相異なるものが、お互いに存在を認め合う。『メディカル・カフェ』:性格の異なる人と一緒にお茶を飲んで1時間過ごす訓練の場である。 『寄り添う』:『いぬの おまわりさんのように、何か大きな事を為そうとするよりも、寄り添える人になる。』&『色々な情報が飛び交う現代、本物を見分ける方法』⇒『あいまいなことは 曖昧に答えるのが科学的である。』& 『グレーゾーンは、愛をもって「分かりません」という。』】とさりげなく語った。 粕田晴之先生(栃木県済生会宇都宮病院緩和ケアセンター長)の閉会挨拶の『隙間を埋める居場所 〜 First Contact Team 〜 』が、まさに【まちなかメディカルカフェin宇都宮】の心得であろう! 今回は、大変充実した記念講演会であった。

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