第282回 「継続の大切さ」 ~ 「俯瞰的な眼差し」 ~

  2022年12月2日『ハルメク』文化事業部の長倉志乃氏と12月16日「映画上映会&トークショー」の打ち合わせを行った。来年は『スルメ症候群美女3姉妹』、『グリーフケア美女5人姉妹』の記事が企画される予感がする。

 2022年12月3日午前中、早稲田大学エクステンションセンター(中野校)での講座『がんと生きる哲学:医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える』に赴いた。 教科書『がん細胞から学んだ生き方』(へるす出版)の読み合わせと解説をしつつ、受講者とのディスカッションを中心に講義を進めた。 今回は、『リンゴの木を植える』、『「言葉の処方箋」とは』、『「言葉の処方箋」の例』、『「言葉の処方箋」はがん治療に有効か』、『ほっとけ気にするな』の箇所であった。 2022年11月11日、『日光東照宮 紅葉🍁と華厳の滝の旅』の記念誌編集長:森尚子氏、筆者の講演は、『スルメ』のようであると指摘され『スルメ症候群』(下記)を提案された看護師の戸田裕子氏も講座に参加されていた。

『スルメ症候群』認定証の3箇条

1.噛めば噛むほどに旨味を感ずる

2.噛んで得た旨味が自身の血となり肉となる

3.必要なときに噛み旨味を得ることができる

 戸田裕子氏に連れられて、午後は『東村山がん哲学外来メディカル・カフェ100回記念・東久留栄読書会15周年記念』(東村山市市民ステーション「サンバルネ」コンベンションホールに於いて)に向かった。

 記念誌の写真担当:三国浩晃氏も参加されていた。 読書会は2007年からスタートし、新渡戸稲造『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄訳)と内村鑑三『代表的日本人』 (岩波文庫、鈴木範久訳)を交互に読み進めている。 早速、代表の大弥佳寿子氏から、【お陰様で、先生皆様と大変有意義な時を過ごさせていただきました。継続の大切さを思い、物事を丁寧に観察し俯瞰的な眼差しがもてる(日記をつける)ように学んで参りたいと思います。】との品性ある真摯な心温まるメールを頂いた。その後、第13回『勝海舟記念下町(浅草)がん哲学外来』シンポジウムに向かった。 今回は、「3連ちゃん症候群の日」となった。日々訓練である。



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