第254回『小さなことに、大きな愛をこめて』 〜 「思いやり」 〜
2022年6月6日、雑誌の取材を受けた。 3回連載が企画されるようである。
『これからの人生を よりよく生きるために、心穏やかに 生きるために、心の糧となるお話を 人生の先輩に お聞きする 3回連続企画です。』とのことである。 大いに感動した。 記事完成が楽しみである。「人生いばらの道however(にもかかわらず)宴会の生き方」の学習であろう!
~人は、病気とともに どのように生きていくのか ~
1)病気になったとき、人はどのように感じ、何を考えますか?
2)家族は、どのように患者さんを 支えることができますか?
3)周りの人は、どのように患者さんを 支えることができますか?
4)人の支えは、患者さんに、どのような効果をもたらしますか?
5)「人は、最後に『死ぬ』という大切な仕事が残っている」
「涙とともに パンを食べた者でなければ 人生の味は分からない」(ゲーテ)
の体験の日々である。
2022年6月7日 午前中 恵泉女学園に赴いた。 面談後、食堂で昼食を行った。 大変有意義な時であった。 午後は、順天堂大学 保険医療学部 理学療法学科での講義『病理学概論』に赴いた。 教科書『カラーで学べる病理学』を音読しながら『病理学の領域』【「病理学の概要」、「疾病の概要」:疾病の誘因と回復力(ホメオスタシス)、個人差と個人の反応;生活習慣病、「人体病理学と実験病理学」、「病理学と臨床医学」;診断病理学 〜 病理診断、細胞診断 〜、病理解剖】、さらに、『ポストゲノム医学とプレシジョン・メデイシン』にも触れた。 授業とは、『小さなことに、大きな愛をこめる』ものであることを実感する。
【「最も剛毅なる者は 最も柔和なる者であり、愛ある者は 勇敢なる者である」とは、「高き自由の精神」を持って医療に従事する者への普遍的な真理】 であろう。「他人の苦痛に対する思いやりは、医学、医療の根本である」は、「人類の歴史の教訓」ではなかろうか!