第250回 『水戸の旅』 〜 普遍的な人間関係の要 〜

 今回で『楕円形の心』は、250回に達した。継続の重要性を実感する日々である。

 2022年5月10日、来日されているアメリカのボストンの学校の教師の方とwifeと3人で夕食の時を持った。 筆者の英語版の『Cancer Philosophy』 (2009年)、『I Want to Be the 21st Century Inazo Nitobe』(2019年)、『Daily readings & photo calendar 〜Prescriptive Words to Change Your Life』 (2021年)をプレゼントした。 ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark 1862-1886)、新島襄(1843-1890)、内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)の話で大いに盛り上がった。 大変貴重な時が与えられた。

 翌5月11日、水戸の常陽藝文センターで、『コロナ時代に生きる哲学〜「生物学と人間学」の復習』の講義に赴いた。 講義の最初に、【『テレビドラマの「水戸黄門」でも、黄門様ご一行も関わる人々も、さまざまな困難や障害に 阻まれながらそれを乗り越えて解決に至っている。 困難や障害にぶつかって、乗り越えるために自分の心を整える時、周囲のサポートと状況、思いを共有しようという「寄り添う」姿勢がいかに大切か。 時代を超え普遍的な人間関係の要であると考えます。』 と紹介されている。 まさに「水戸黄門」の人物の特徴(役割・使命と現代的意義)であろう。】と述べて講義を始めた。

 早速「先生 講座、最高でした。 また、元気を頂きました。 後2回も楽しみにされてます。」、「水戸までお越しいただき ありがとうございました。 受講者からの質問もいろいろとあり、興味深く聞かせていただきました。 次回もよろしくお願いいたします。」、「先生から、また、沢山の、学びを頂きました。次回、また、宜しくお願いいたします。楽しみにしております。」などなどの感想が寄せられた。 大いに感激した。 帰りに水戸駅の「水戸黄門、助さん、格さん」の銅像の前の写真が受講者の方から送られてきた。大いに感動した。 ただただ感謝である。 大変有意義な『水戸の旅』であった。



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