第249回 『言葉の処方箋』の原点 〜 内村鑑三、新渡戸稲造、南原繁、矢内原忠雄〜

 5月1日発売の『家庭画報』(2022年6月号)に、筆者の記事228-229ページが紹介されていた。 

 早速、「近くの書店に行って「家庭画報」立ち読みしました。 先生の穏やかな笑顔の写真すてきです! とっても お忙しいはずなのに 暇そうにみえるのです。」、「先生の存在は、もはや、がん患者さんたちだけでなく 広く一般の人々に求められているのだな、と感じました。」、「素晴らしいですね。 皆、振り返りの時間を持つ余裕があるといいですね。 私も心がけたいと思います。」、「悩みはつきませんね。 悩む時間は短く、考える時間を長くしたいものです。」、『昨夜「家庭画報」購入してきました♪ 残りラスト2冊でした!「もしかすると この時のため!」はい、私もいつも心に留めています。樋野先生との出会いに感謝です。』、『「家庭画報」の記事、素敵ですね! 先生のお言葉は、悩み持っている方にとって 癒しになるに違いありません。』、「素敵なお写真と存じます。」、「歴史のある雑誌ですね。 私の母が購読していたような…」、「先生の言葉いつも深く、思いやりにあふれています。」、「家庭画報は 歴史のある有名な雑誌ですね。 ここ数週間考え続ける事に疲れ果てたので、嫌なことから逃げておりました。 1日1時間は悩む(取り組む)ようにします。」などなど多数の心温まるメッセージを頂いた。

 今回の記事には、クラークが生んだ札幌農学校の2期生の内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)も記述されている! 筆者の母校の鵜鷺小学校の卒業式で、来賓が言った言葉「ボーイズ・ビー・アンビシャス」(boys be ambitious)のウィリアム・クラーク(1826-1886)精神が内村鑑三、新渡戸稲造、さらに南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)と繋がった。 そして、2007年から、筆者は、新渡戸稲造『武士道』と内村鑑三『代表的日本人』の読書会を、毎月定期的に行っている。 これが筆者の『言葉の処方箋』の原点である。

 今年(2022年)、『新渡戸稲造(1862-1933)生誕160周年記念 北海道の旅』が、企画されるようである。 まさに、歴史的大事業となろう!

 10月11日 北海道大学構内見学、札幌散策

 10月12日 午前 講演 午後 小樽観光

 10月13日 午前 羊ヶ丘展望台 午後 帰京


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