第208回 発心を忘れずに継続 〜 読書は人間をつくる 〜

 ニュースレター『心のspring water(湧き水)) vol 8』が送られてきた(日本語&英語)。  大いに感激した。  今秋(10月24日)の「東久留米がん哲学外来カフェ & 読書会(新渡戸稲造 著『武士道』、内村鑑三 著『代表的日本人』) & 東村山がん哲学外来カフェ」合同シンポジウムを機会に、ミニ本『Okiちゃん ー 思い出づる言葉たち』(案)が、発行される予感がする。  皆様の「速効性と英断」、「冗談を本気でする胆力」には、ただただ感服である。


 2021年7月20日『柏がん哲学外来』に参上した(次回のチラシ; 添付)。大変貴重な時であった。 

 スタッフの皆様の、それぞれの地、千葉県、埼玉県、島根県でのシンポジウムの企画で大いに盛り上がった。  特に、島根県の筆者の故郷 鵜峠(人口40名、空き家60%)で、『21世紀のMedical Village構想』が、実現したら、歴史的大事業となろう!  その後、筆者、順天堂大学保健医療学部 理学療法学科での『病理学概論』の授業に向かった。

 2021年7月21日 福島県立医科大学付属病院 臨床腫瘍センターでの『吉田富三記念がん哲学外来』に赴いた。  相談室には、筆者の『コロナの時代を生きる5か条』がプリントされ、置かれていた。  

 スタッフの心温まるおもてなしには 感動した。  面談者とは、『コロナの時代を生きる5か条』について、真摯に語り合え、貴重な時であった。  また、読書についても質問があった。  今回、筆者が若き日の読んだ新渡戸稲造(1862-1933)の言葉が鮮明に蘇ってきた(下記)。

『新渡戸稲造の言葉の処方箋』(10か条)

1)発心を忘れずに継続『修養』

2)やり通す教育の必要性『読書と人生』

3)小さな職務に忠実であれ『人生読本』

4)親切とは行動すること『世渡りの道』

5)相手に得意なことを語らせる『新渡戸博士追悼集』

6)有事のときの素人の良さ『内観外望』

7)いろいろな意見に耳を傾けたい『新渡戸博士追悼集』

8)試練は力を賦与する『偉人群像』

9)読書は人間をつくるもの『読書と人生』

10)永遠の生命をもつ本を読め『人生読本』

今回の『福島の旅』は、本当に良き人生の出会いの時 が与えられた。

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