第202回 偉大なるお節介〜 現場でのチームワーク 〜
2021年6月7日「クラブハウス」(ゆい訪問看護ステーションに於いて)に赴いた。参加者と有意義な会話の時であった。 今回は、最新の『週刊 医学界新聞』(第3423号)の特集『医療者が がん教育にかかわる意義とは』で、『地域を健康にする“鍵”は子どもたち』を掲載されていた 川越正平 先生(あおぞら診療所 院長、松戸市医師会 副会長)も、クラブハウスに登場され、久しぶりに お声を拝聴でき、大変嬉しかった。 次回の「クラブハウス」は、7月5日とのことである。
6月8日 順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科『病理学概論』(14:50〜16:20; 御茶の水センタービル801教室)、6月9日は、順天堂大学 保健医療学部 診療放射線学科『病理学概論』(13:10〜14:40; 御茶の水センタービル601教室)に赴いた。 教科書『カラーで学べる病理学』の『再生と修復』&『循環障害』の授業を行なった。 その後、順天堂大学 保健医療学部 診療放射線学科『がん医療科学』(14:50〜16:20)では、『がん哲学』(to be出版、EDITEX)から、
「がん哲学」の気概 〜 ミクロの世界でマクロの世界を思う 〜
「天寿がん」の時代に向けて 〜 名詞の世界から形容詞の世界へ 〜
「ミクロの世界の知恵」〜「がん哲学」の提唱 〜
「ゲノム時代の到来」〜 人は宇宙を内包する 〜
「クローン時代を迎えて 〜 遺伝子ですべては決定されない 〜
「倫理と慣れ?」〜 実例先行 〜
「がん化を左右する境遇」〜 環境が大きく作用 〜
を音読しながら、進めた。 毎回、誠実に、授業の準備をしてくださっている 保健医療学部事務室の小熊さや 氏に 今回、『偉大なるお節介症候群』認定証を授与した。 教育は、現場でのチームワークであることを実感する日々である。
貴殿は以下の診断基準を満たしたため、ここに認定いたします。
一、 暇げな風貌
二、 偉大なるお節介
三、 速効性と英断
夜は、順天堂大学 大学院 修士課程講義(19:45〜21:45;センチュリータワー北4階406教室)『環境因子 と がん』を行なった。 真摯な質問が多数あり、大変有意義な時であった。