第198回 「ほっとけ 気にするな」 〜 間断なき努力 & 花は芽にあり 〜

 コロナ禍の影響で『樋野先生と行く 北海道 札幌・小樽の旅 〜 内村鑑三(1861−1930)生誕160周年記念 〜』(2021年5月12日~5月14日)が、中止・延期となった。  筆者は、今回、『札幌独立教会』で講演【クラーク、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造を学ぶ旅】をする予定でもあった。  札幌農学校の第1期生が ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark、1826 - 1886)教頭の影響を受けて、さらに、内村鑑三、新渡戸稲造たち2期生も参加し、1882年 (明治15年)に『札幌独立教会』が誕生したと言われている。  現在では、「札幌独立キリスト教会」として継続されている。  クラークは8カ月半の滞在期間(1867年7月31日~1877年4月16日)であったが、「Boys,be ambitious!」の言葉で知られ、若き学徒に大きな感化を及ぼしたものである。  筆者は、2015年の『札幌独立キリスト教会創立133周年記念講演会』で、講演『がん哲学の源流 〜 内村鑑三と新渡戸稲造 〜』の機会が与えられたのが 忘れ得ぬ懐かしい想い出である。  来年(2022年)は、新渡戸稲造(1862−1933)生誕160周年記念である。  再訪が、楽しみである。

 2021年5月11日、FM世田谷のスタジオに赴いた。  



 今回、番組を企画された「若き音楽家を育てる会」の上田幸伺 氏から

『「おしゃべりマルシェ」田島玲子さんとのご出演、お疲れ様でした。  「ほっとけ 気にするな」も流れて、また、新鮮な質問も飛び交い、大変充実した30分の番組収録でした。  この番組は、世田谷地区で聴けるのと 車に乗っている方は5月27日、夜10時30分~11時 83.4MHZ(83.4メガヘルツ)にチャンネルを合わせて聴けます。  今日から2週間後ぐらいにFM世田谷から音源が入ってくるので皆さんにはメールにて送っることができます。  あとは27日に録音したものを皆さんに披露できるとおもいます。  どうか楽しみにしていてください。』

との、心温まるメールを頂いた。  また、田島玲子 氏からは「1ヶ月間聴けるそうです。 後は、はるのさんが ラジオ放送を手動録音したものを私にラインで送って下さるそうです。これは、ずっと聴けます。  保存できるとのことです。」との胆力あるメールを頂いた。  先日は、『樋野先生監修CD「音楽の処方箋」は、ドキュメンタリー映画「がんと生きる 言葉の処方箋」 サウンドトラック & コンセプト・アルバムです。  no.16収録曲「ほっとけ 気にするな」 歌:田島玲子  作詞:樋野興夫  作曲:鈴木穂波』と野澤和之 映画監督から『音楽の処方箋』のCDが送られて来た。  「速効性と英断」には、ただただ感服である。


 早速、『上田幸伺 氏:白蛇   松本はるな 氏:白猫エンジェル   田島玲子 氏:アメショーマリア   130名+樋野園長になりました。』と連絡が、『樋野動物園の管理人:森尚子 氏:春風のようなゴリラ』から連絡があった。  皆様の愛情には、涙無くして語れない!  まさに、『1. 間断なき努力は進歩の要件  2. 花は芽にあり  3.「Union is Power」(協調・協力こそが力なり)』 (新渡戸稲造)の実感である。

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