第190回 『新渡戸稲造セミナーハウス』設立 〜 change, chance, challenge 〜

 「第38回がん哲学外来メディカル・カフェin 荻窪」(荻窪栄光教会に於いて)の特別講演会『偉大なるお節介 〜 懸け橋 〜』に wifeと赴いた。


 スタッフの皆様の心温まる おもてなしには、大いに感激した。  その後、軽井沢を経由して、万座日進館の『誕生日会』に向かった。



  東京、千葉、小諸、佐久、嬬恋村からも、参加して下さった。  涙無くして語れない!  本当に有意義な 充実した時が 与えられた。  思えば、筆者が、家族と最初に万座に行ったのは、20年前であろうか?  その縁で、息子は、1908 年創立された、カナダ バンクーバー市のブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia、UBC)の大学生の時代、夏休みは帰国し、万座でアルバイトしていた。  軽井沢南教会の牧師ご夫妻も 参加され「昨日は一昨年の劇の時以来の万座で 先生とお会いすることができて 感謝です。」とのメールを頂いた。

 翌日の朝は、講演の機会が与えられた。  昨年の『天空デイサービス万座』に続いて、今回は、『新渡戸稲造セミナーハウス』設立の話で大いに盛り上がった。  筆者は、『われ21世紀の新渡戸とならん』(2003年 イーグレープ発行)の最終章の『「今世紀の温泉と健康戦略 〜「ひも亭主」目覚めよ 〜』に、『「新渡戸セミナーハウス」を造れ!』と 記述している。  これは、筆者が、『全国女将サミット2003年東京 〜 旅館業変革のとき、挑戦のとき 〜 change, chance, challenge 〜 日本文化』で講演した時に 述べたものである!  20年が過ぎて、いよいよ 『新渡戸稲造セミナーハウス』設立の時代的到来を痛感した。  不思議な時の流れである。  次回は

シンポジウム:「新渡戸稲造セミナーハウス」の現代的意義

1)宮澤豊先生:「新渡戸稲造セミナーハウス in 軽井沢」

2)筆者:「今、ふたたび 新渡戸稲造!」

パネルディスカッション:「新渡戸稲造セミナーハウス in 万座」

が 企画される予感がする! 

 今年(2021年)、閉鎖された『軽井沢の恵みシャレー』の有効活用 戦略会議の歴史的要請を感ずる日々である。  筆者にとって、内村鑑三『石の教会』、新渡戸稲造 初代学長『軽井沢夏季学校』の軽井沢は、特別な思いがある。  帰京途中で、軽井沢を散策した。  「恵みシャレーが 樋野興夫記念館のようになれば 日本のがん医療や 精神的な場にもなると思いますが。」と 宮澤豊先生から、愛情溢れる 励ましの お言葉を頂いた。  「機会をつくるのも、それを用いるのも、人であります」(内村鑑三 著『代表的日本人』)が、鮮明に蘇ってきた。  これが、個々の人間の『固有の役割 & 使命』では なかろうか!



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