第190回 『新渡戸稲造セミナーハウス』設立 〜 change, chance, challenge 〜
「第38回がん哲学外来メディカル・カフェin 荻窪」(荻窪栄光教会に於いて)の特別講演会『偉大なるお節介 〜 懸け橋 〜』に wifeと赴いた。
スタッフの皆様の心温まる おもてなしには、大いに感激した。 その後、軽井沢を経由して、万座日進館の『誕生日会』に向かった。
翌日の朝は、講演の機会が与えられた。 昨年の『天空デイサービス万座』に続いて、今回は、『新渡戸稲造セミナーハウス』設立の話で大いに盛り上がった。 筆者は、『われ21世紀の新渡戸とならん』(2003年 イーグレープ発行)の最終章の『「今世紀の温泉と健康戦略 〜「ひも亭主」目覚めよ 〜』に、『「新渡戸セミナーハウス」を造れ!』と 記述している。 これは、筆者が、『全国女将サミット2003年東京 〜 旅館業変革のとき、挑戦のとき 〜 change, chance, challenge 〜 日本文化』で講演した時に 述べたものである! 20年が過ぎて、いよいよ 『新渡戸稲造セミナーハウス』設立の時代的到来を痛感した。 不思議な時の流れである。 次回は
シンポジウム:「新渡戸稲造セミナーハウス」の現代的意義
1)宮澤豊先生:「新渡戸稲造セミナーハウス in 軽井沢」
2)筆者:「今、ふたたび 新渡戸稲造!」
パネルディスカッション:「新渡戸稲造セミナーハウス in 万座」
が 企画される予感がする!
今年(2021年)、閉鎖された『軽井沢の恵みシャレー』の有効活用 戦略会議の歴史的要請を感ずる日々である。 筆者にとって、内村鑑三『石の教会』、新渡戸稲造 初代学長『軽井沢夏季学校』の軽井沢は、特別な思いがある。 帰京途中で、軽井沢を散策した。 「恵みシャレーが 樋野興夫記念館のようになれば 日本のがん医療や 精神的な場にもなると思いますが。」と 宮澤豊先生から、愛情溢れる 励ましの お言葉を頂いた。 「機会をつくるのも、それを用いるのも、人であります」(内村鑑三 著『代表的日本人』)が、鮮明に蘇ってきた。 これが、個々の人間の『固有の役割 & 使命』では なかろうか!