第176回 『コロナの時代を生きる5か条』〜『正しいリスク(Smart risk)』の学び〜

 2020年12月6日、『樋野動物園』のスタッフの企画による東京都恩賜『上野動物園の旅』に、wifeと参加した。  人間としての『個性と多様性』の貴重な確認の時となった。  参加されたゴリラ🦍(目白がん哲学外来カフェ代表 森尚子 氏)から『閑 = ひま』の絵葉書が送られてきた。 大いに感服した。  

 

 武蔵野大学看護学部(江東区有明)でのZoom講義「病理学」に参上した。  今日は、順天堂大学院修士課程Zoom講義『検査医学と病理』に赴く。前回の『遺伝子異常と疾患』に続いて、今回のテーマは、『腫瘍総論』である。  教育には、『閑 = ひま』の需要性を 痛感する日々である。

「毎日新聞出版 サンデー毎日」編集部から、『サンデー毎日 12月20日号』が送られてきた。  


 拝読された方から、「老病死を遠ざけることに踊らされている風潮の中で、『5ヵ条』が心にしみます。  冬の朝、丸くなっている背中がピンと伸びました。」、『コロナの時代を生きる5か条』は心に深く刻んでおきたいと思いました。」、「コロナの時代を生きる5ヶ条、勉強になります。」、「コロナの話題ばかりの中で、異色の記事ですね!  多くの人の目にとまりますよう、願っております.」、「サンデー毎日を拝読させていただきました。  樋野先生の仰る通りです。」、「人は病そのものもそうですが、病にまつわる不確かな恐れが本当に怖いものなのだなということを、そして、先生の記事を読みさらに人々の行動への先生のご指摘されている『よろず相談』の大切さが実感されました。」、「誠に、おっしゃる通りです。」、「英語圏で使われている『スマートリスク』と重複している部分もあるかと思います。  がん健診や病態の安定期に スマートリスクをとれる保健行動を 支えるシステムをつくることも、これから必要になって来ると考えました。」、「コロナの時代を生きる5ヶ条有り難うございます。  どんなときも、前進あるのみ! と感じます。  また、新型コロナは怖いですが、しっかりと対応して参ります。  他者の排除や差別につながらない様に、致したいです。」、「常識的に狭き門、真ん中をあるきます。」などなどの 多数の励ましのコメントを頂いた。  大いに、感動した。  まさに、『正しいリスク(Smart risk)』の学びの時であろう!

『コロナの時代を生きる5か条』

① 自分の力が人の役に立つと思う時は進んでやれ

② 人の欠点を指摘する要はない、  人のあやまちは語るには足らぬ

③ 理由があっても腹を立てぬこそ非凡の人

④ 感謝は優しき声に表れる

⑤ 心がけにより逆境も順境とされる

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