第150回 『爆睡症候群』 〜 存在自体が周囲を明るくする & 楽観的に物事を考える 〜
今、コロナ対策で、「専門家会議」の役割も問われているようである。 そんな 時期『21世紀の知的協力委員会』が 鮮明に蘇ってきた ( 21世紀の知的協力委員会 - Google Sites )。 新渡戸稲造生誕150周記念事業で『21世紀の知的協力委員会』設立された (2012年)。 筆者は、『21世紀の知的協力委員会』議長を仰せつかった。 20世紀の『知的協力委員会』(のちのユネスコ)は、新渡戸稲造が、国際連盟事務次長の時
創設した (1922年)。 議長:ベルグソン、 メンバー:アインシュタイン、キューリー夫人 etc. 12 名 である。 2020年12月26日、27日、『新渡戸稲造
国際連盟事務次長 就任 (1920年) 100周年記念』シンポジウムが、『新島襄 没130周年、内村鑑三 没90周記念 』との合同シンポジウムで、「新島襄 & 内村鑑三」を 生んだ群馬県で、企画されるようである! 実現したら、歴史的大事業であろう!
順天堂大学のZoom授業で、「学生時代 どの本を 読めば良いのですか?」
と 真摯に 質問された。 大いに感動した。 コロナ自粛で、自宅で、「読書の時間」が増えている のであろう! 筆者は、新渡戸稲造 著『武士道』、内村鑑三 著『代表的日本人』を
紹介した。 それにしても、通常 筆者の対面授業は、学生の半分以上は 爆睡であるが、Zoom授業(約120名)では、質問も多数あり、一人も寝ない! 本当に不思議である! 筆者は、『偉大なるお節介症候群』&『爆笑症候群』&『爆睡症候群』&『気がかり症候群』の認定証を 授与している。『病理学』とは、「風貌を診て、心まで診る」学問分野でもある。まさに「個性と多様性」の学びである。今回、学生からの 希望があり、『爆睡症候群』認定証を授与した。
貴殿は以下の診断基準を満たしたため、ここに認定いたします。
1. 存在自体が周囲を明るくする
2. 楽観的に物事を考える
3.
ユーモアと客体化
2020 年 6月 10 日
樋野KANZO倶楽部/ 新渡戸稲造学校