第147回 「愛は近きより」 → 実践を導き出す
コロナショックの日々である。「立ち返って落ち着いていれば あなたがたは救われ 静かにして信頼すれば あなたがたは力を得る」(イザヤ30章15節)が蘇った。 野澤和之 監督から、映画『がんと生きる言葉の処方箋』You Tube シリーズ 第14回が届いた https://youtu.be/j8elSTrxHj0 。 今回は、『ゴリラ(目白がん哲学外来カフェ)代表 森尚子 氏』の主演とのことである。「ゴリラも、声ぐらいは 可愛くしないとです。 ピンクのドレスで、かばちゃんと 読書、日々勉強ですね。」と 大変ユーモア溢れるメールを頂いた。
「森夫妻モチーフのゴリラと かばちゃんの編みぐるみ、可愛いですね。 コロナ禍は、趣味に没頭できる時でもありますね。 私は不器用で 裁縫などは出来ませんが、食べるのが好きなので 毎日の料理作りを楽しんでます。毎晩、ナマケモノ (夫)が 喜んで食べてくれます。 先日の買い物途中で見付けた 名前の分からない可愛い花です」と 角田万木 氏から 心温まるメールを頂いた。
『がん哲学外来メディカルカフェ シャチホコ記念』代表 彦田かな子 氏の友人である三重県在住の笠島由紀 氏からは「樋野先生 こんにちは。先生の言葉の処方箋 描いてみました。」が送られてきた。「良きサマリア人のたとえ」(ルカの福音書10章25〜37節)、「愛は近きより(Charity begins at home)」の実践であろう。「理論なき実践は無意味であり、また実践を導き出さない理論は空虚である」(南原繁)が思い出された。