第137回 「多角的な、多面的な、観察と識見」〜 本物を見分ける 〜

 Wifeと 黒目川 〜 落合川沿いを散歩した。 満開の桜を観賞した。 


 散策は、「多角的な性格から 現れ出づる多面的な、観察と識見」(新渡戸稲造)の再認識でもある。 翌日、wifeの学校のキャンパスに隣接するハーベストホールで、CRASH Japanの理事会に出席した。 平時の防災啓蒙活動と、災害時の緊急支援活動」について討議した。「心のケア」の大切さも痛感する大変貴重な時であった。

 「新渡戸稲造記念センター」に赴いた。その後、『聖書と癌』について、出版関係の方と語り合った。『「アダム  イブ」は、なぜ 蛇の誘惑に負けたのか?  なぜ エデンの園を 追放されたのか?  トランスフォームして「がん化」したものが 永遠に生きないように。 言葉に付加と 削除をしたから「がん 化」。弁解じみたことを言うと、誘惑に負ける。「Yes」か「No」で答えれば 人は去っていく。』を、さりげなく語った。 まさに、 「エデンの園に学ぶ  癌化  」である。 
 牧師からは 絶対に(?)、そういう聖書の読み方は出てきませんので、かえって、非常に新鮮に聞こえます。 樋野先生が、「がん細胞で起こることは 人間社会でも起こる」と、しばしばお語りになっておられ、それにも うなずけることばかりです。 ---- 、今まで聞いたことのない 新しい聖書の読み方で、興味深いのではないかと思います。の暖かい 激励の お言葉を 牧師から頂いた。 年内に、新刊『聖書と癌』が、発行される予感がする。「新しき論語、処世のバイブル」となれば 歴史的快挙では なかろうか!  

 新渡戸稲造が、初代学長を務めた 東京女子大学の 理事会に向かった。「多角的な性格から 現れ出づる多面的な、観察と識見」(新渡戸稲造)の実践である。「記念の銅像は腐り、大理石に刻まれた名は摩滅しても、残る人の高き思いと 潔き業、こればかりは不老不死。」(新渡戸稲造)が、蘇ってきた。 「色々な情報が飛び交う 今、本物を見分ける方法」が 求められる 最近の社会的状況の中で、まさに、「新渡戸稲造 = 高邁なる識見と、該博なる知識と、崇高なる人格」は、時代的要請であろう。

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