第112回 クルーズの旅 〜 今は亡き父、母との船旅の想い出 〜


 筆者は、クルーズ(ダイアモンド・プリンセス)の船上で、講演の機会が与えられた。第1回『がん哲学 〜 寄り添い 個性を引き出す 〜」(2019103日)、第2回『がん哲学 〜 楕円形のこころ 〜』(2019106日)、講演終了後は『洋上がんカフェ』が企画された。今回は、ドキュメンタリー 映画『がんと生きる言葉の処方箋』も上映された(2019年104日)。



 全長290m、全幅37.5m、乗客 2700人以上であった。がん患者、高齢者も多数、乗船されていた。まさに、「あなたは 年が進んで老いたが、取るべき地は、なお多く残っている。」の実感の時となった。 釜山に入港し、海東龍宮寺、新世界DFS、国際市場、チャガルチ市場を、長崎では、大浦天主堂、グラバー園、眼鏡橋、出島を見学した。中学生時代の修学旅行が、鮮明に蘇ってきた。 船上では、皆様との夕食、イベントショーの観賞と楽しい時を過ごした。 早速、筆者の誕生日を記念して、3月、万座温泉(日進館)で、カラオケ大会を しようとの話で、大いに盛り上がった。これが、人生の邂逅の法則であろう! 横浜港 〜 釜山港 〜長崎港 〜 横浜港の6日間の海の旅であった。

 Wifeと太平洋、日本海をデッキから眺めながら、人生を静思した。小学生時代夏休みに 船の機関長を務めた、今は亡き 父と母との船旅は、人生の忘れ得ぬ想い出である。今回のクルーズの旅も、脳裏にきちっと記載されることであろう。



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