第105回 「人生は限りなきの播種なり」〜 『われOrigin of fireたらん』 〜

「新宿東口 がん哲学外来 三角形カフェ」(Svenson新宿東口サロンに於いて)に赴いた。多数の参加者で、会場は、満席であった。筆者は、個人面談もあり、大変、充実した時であった。終了後、スタッフとの語らいも、有意義なひと時であった。
 ラジオ日経の番組「樋野興夫のがん哲学学校のコーナー」ラジオ収録に出演した。『今回のゲストは、現役の看護師で、がん治療後の在宅緩和ケアで  旦那さんの看取られたことをきっかけに 僧侶になられた玉置妙憂さんです。ご著書「死にゆく人の心に寄りそう」等があります。』と紹介を頂いた。スタジオには、一般の方も参加され、貴重な時となった。ラジオ放送を、乞うご期待である。

 筆者が、新渡戸稲造記念センター長を務める 東京医療生活協同組合 新渡戸記念中野総合病院 {新渡戸稲造が 初代理事長に就任(1932年)}の 倫理委員会に出席した。「知的協力委員会(のちのユネスコ)が鮮明に蘇ってきた。21世紀の知的協力委員会  新渡戸 戦略会議 in 新渡戸稲造記念センター」設立の時代的到来を痛感した。丁度、山根道雄 副院長より、『事の成る成らぬは天に任し、自分は偏に其日の務を全うすれば足る。其の結果が 思ふ通りに行かずとも、之れ必ずしも失敗でない。植うる種子は 一月で生ゆるもあり、百年後に芽すもある。人生は限りなきの播種なり、発芽も収穫も天意にあり。(『一日一言』九月二十五日 新渡戸稲造)』が送られて来た。偶然にも、筆者の『われ21世紀の新渡戸とならん』(2003年発行)、『われOrigin of fireたらん』(2005年発行)が、目白カフェの代表:森尚子氏から送られたてきた。人生の不思議な出会いを 身に沁みて 感ずる日々である。



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