第104回 「新渡戸稲造・内村鑑三」に学ぶ 〜 医療・人間・社会・福祉・教育の実践 〜


 筆者が「新渡戸稲造記念センター長」を勤める「東京医療生活協同組合 新渡戸記念 中野総合病院 がん哲学外来」に赴いた。患者・家族との面談は、本当に日々学びである。次回の予定は、病院のHPに記載されている。「東京医療生活協同組合 新渡戸記念 中野総合病院」は、1932年 新渡戸稲造 (1862-1933)、賀川豊彦(1888-1960)らによって創設され 新渡戸稲造が 初代理事長を務めた。2019818日「新渡戸稲造記念センター」開設記念 シンポジウムが、開催される(中野サンプラザに於いて)。主催者の胆力には、大いに感動である。


 『内村鑑三記念 メディカルカフェ・沼田「がん哲学外来」』(国立病院機構 沼田病院 に於いて)に赴いた。今回は、病室のベットサイドの面談もあり、貴重なひと時であった。終了後は、スタッフと昼食をとりながら、1123日(勤労感謝の日)に開催されるシンポジウムについて打ち合わせを行った。今回のテーマは、「21世紀の城下町 〜 Medical Village 〜」(案)のようである。スタッフのニューモア溢れる優しさには、感激した。このテーマは、これからの、日本国の医療の進むべき姿であり、時代の先見性でもあろう。乞うご期待である。

 筆者にとっては、若き日から、夜を徹して読書した、敬愛する「新渡戸稲造・内村鑑三」を銘打った「がん哲学外来」が、この様に実現したとは、本当に、不思議である。人知を超えた、特別な働きを 肌で感じる 今日この頃である。まさに、「新渡戸稲造・内村鑑三」に学ぶ医療・人間・社会・福祉・教育の実践であろう!





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