第90回  令和の時代幕開けのカフェ 〜 「途中下車 カフェ」の実現化 〜

 淀橋教会での、第59「がん哲学外来メディカル・カフェ@よどばし」に赴いた。初めて来られた方も多数おられ、令和の時代幕開けのカフェとなった。 大久保通りにある教会の「掲示板の言葉の処方箋に慰められた」とのメールも頂いた。 「さりげない広報」の重要性を実感した。 来月6月30日の「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」は、開設5周年記念 & 60回記念スペシャル!とのことである。 乞うご期待である。継続の大切さを 痛感する日々である。

 はじめに、恒例の『365日の紙飛行機』を参加者の皆様と熱唱した。そして、筆者は、連休中に帰郷した思い出を語った。別室で、個人面談も行った

1)「空き家」の話:「ずっと扉を閉じて、窓をあけないと滅ぶ。毎日、窓をあけた方が良い」。
2)「楕円形の心」の話: 相異なるものが、お互いに存在を認め合う。「メディカル・カフェ」は、性格の異なる人と 一緒にお茶を飲んで1時間過ごす訓練の場である。
3)「寄り添う」: 今年の流行語大賞 ?! 「寄り添う」と「支える」は違う。
 日本では曖昧。「寄り添う」は、ちょっと横から手を差し伸べるだけ。 子供でも出来る。「寄り添う」と「支える」の違いが分かると、困っている人に接する時の態度が変わる。「困っている人と 一緒に困ってくれる人」になる。
4)「タイミングを知る」: 自分の好みで行動すると、タイミングを失う。「時間を犠牲にする」、「歩くのをやめて、顔を見て相談にのる。 同じように相談して、同じように応えてくれたとしても、受け止め方が違う。」
5)「途中下車カフェ」:新幹線駅の中のカフェ。 例えば、甲府に行く時に「八王子駅 途中下車 カフェ」の実現化。

「いぬの おまわりさんのような 心を与えてください。何か大きな事を為そうとするよりも、寄り添える人になりたいです。。「いぬの おまわりさん」を歌い59回目の「がん哲学外来メディカル・カフェ@よどばし」を終了した。


このブログの人気の投稿

第2回 『何があっても、いつ、どこにあっても なくてはならない人に おなりなさい』

第108回 矢形 寛 先生の生涯 〜「火焔のうちにある 燃料の如く 自ら燃えよ!」〜

第381回 『よくみる よくきく よくする』〜 寄り添う いい言葉 〜