第89回 直面する課題 〜 『もしかすると この時のためかもしれない。』 〜

 筆者は、顧問を務める「21世紀のエステル会」主催の「メディカルカフェ ひばりが丘 ◆開設 3 周年記念講演会◆ (ひばりが丘教会 に於いて;添付)に赴いた。筆者は、第1部で、講演『種を蒔く人になりなさい』の機会が与えられた。第2部は「talk live:がん患者・家族・友人の立場の経験から」のパネルディスカッションであった。涙無くして語れない! 大いなる学びとなる 大変充実した時であった。 スタッフの心温まるおもてなしには、感動した。「21世紀のエステル会」は、代表金田 佐久子 (川口がん哲学カフェいずみ 代表)​広報部長田鎖 夕衣子(がん哲学外来メディカルカフェひばりが丘 代表)​企画部長太田 和歌子(がん哲学外来白鷺メディカルカフェ 代表)の3人で発足された。

 <21世紀のエステル会 発足趣旨>には、 メディカルカフェを開設した3名が、実際にカフェの運営を担う中で 生まれる疑問や気づきを共有し、相互交流をしようと集まりました。それぞれのメディカルカフェの活動の実践から学びあい、直面する課題を 分かち合うことによって、これからのメディカルカフェの在り方を共に考えたいと願っています。」&「私たちは いつか病気になり、老いを迎え、やがて死に向き合う時が来ます。それを絶望の時と呼ぶ人は多いでしょう。けれども、人は病気(がん)になっても、「病人」になるのではありません。 健康な時には気づかない 大事な使命があるのです。人は必ず人生から期待されていることがあるはず。 もしかすると この時のためかもしれない。(エステル記4章14節)」と、紹介されている。今年の9月16日の敬老の日には、「21世紀のエステル会」シンポジウムが、企画されている。 乞うご期待である。


このブログの人気の投稿

第2回 『何があっても、いつ、どこにあっても なくてはならない人に おなりなさい』

第108回 矢形 寛 先生の生涯 〜「火焔のうちにある 燃料の如く 自ら燃えよ!」〜

第381回 『よくみる よくきく よくする』〜 寄り添う いい言葉 〜