第88回 南原繁生誕130年 〜 『汝の光を 輝かせ』 〜

 2004 スタートした南原繁研究会 { 代表 鴨下 重彦 先生(1934-2011東京大学名誉教授国立国際医療センター名誉総長、第2代 代表 加藤 節 先生}の3代目代表を 今週、筆者は、仰せつかった。2019年11月2日 第16回南原繁シンポジウム「今 南原繁を読む 〜 生誕130年に寄せて〜」の企画が進められている。乞うご期待である。

 思えば、筆者に強い印象を与えた言葉は、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」(boys be ambitious) である。札幌農学校を率いたウィリアム・クラーク(1826-1886)が、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である。クラーク精神を、内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)、南原 繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)から静かに、学んできたものである。「今、ふたたび 内村鑑三・新渡戸稲造・南原 繁・矢内原忠雄」の歴史的到来であろう。 新渡戸稲造記念センター就任も、人知を超えて、時が進んでいることを 痛感する日々である。まさに、『汝の光を 輝かせ』(河井 道)が、実感として 鮮明に蘇る!
  
 週末は、「がん哲学外来 東中野メディカルカフェ:ひとりで悩まず 話してください」で、4周年記念講演『楕円形の心』を依頼されている(下記)。



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