第81回 出版記念講演会 〜 悩みや苦しみ、病気を超えて 種を蒔く人生へと導く 〜

 3月4日は、次世代細胞・免疫治療学講座/ 順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床研究・治験センター/ 順天堂大学大学院医学研究科 共催公開講演会「がんの近赤外光線免疫療法(光免疫療法)」(小林久隆先生:米国のNCI,NIH)と、その後、順天堂大学大学院医学研究科基礎研究医養成活性化プログラム(「福島・関東病理・法医連携プログラム『つなぐ』」)主催「人工知能(AI)ホスピタルと医療AI最前線」(佐々木毅先生:東京大学大学院医学系研究科)に参加した。筆者は、「人工知能(AI)ホスピタルと医療AI最前線」講演会の、司会を仰せつかった。AI時代になっても、病理医の存在の重要性を、改めて、実感した。謙虚に、日新月歩の医療の最前線を学ぶことは、「純度の高い専門性と社会的包容力」の維持にとって必要不可欠であろう。本当に、日々勉強である。

 3月6日夜、ラジオNIKKEI「大人のラヂオがん哲学学校」に赴いた。幼稚園児とその母親、小学生とその母親、患者・家族と、多様な人々がスタジオ入りされ、大変、盛り上がり、貴重な、一時であった。筆者は、「いぬのおまわりさん」、「サザエさん」、「ドラえもん」について、さりげなく触れた。共通項は、「種を蒔く人〜 困っている人と、一緒に困ってくれる人〜」であると語った。参加者の皆様と、スタジオでケーキを食べながら、筆者の誕生日の前夜も祝って下さった。まさに、「温かく迎入れる」であり、涙無くして語れない!
 人生邂逅3大法則の 一つである『「良き友」= 外心』の存在には、何時の年齢でも、慰められ、勇気づけられることを痛感するである。

 3月7日、2018年度 AMED糖鎖創薬事業分担課題[5]会議(順天堂大学に於いて)に出席した。筆者は、公害病でもある難治性の『アスベスト・中皮腫』の早期診断・新規治療薬開発で、本事業に、参画する機会を与えられている。その夜は、新刊『種を蒔く人に なりなさい』(いのちのことば社)出版記念講演会 (OCCに於いて)に赴いた。この日は、筆者の誕生日でもあり、wifeも出席し、誕生日記念講演会ともなった。出版社の心使いには、感謝であり、大変嬉しかった。『「種を蒔く」豊かな人生を 送るための秘訣を お聞きします。悩みや苦しみ、病気を超えて種を蒔く人生へと導く。』とチラシには、大胆に紹介されていた。

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