第80回 「誠実な感謝」〜「冗談を本気でする」〜

 第33回 日本がん看護学会学術集会での特別講演『その人らしさを支える医療“がん哲学外来”に学ぶ』(福岡サンパレスに於いて) に出席した。早速、「本日は 素晴らしいご講演を 誠にありがとうございました。—— 学び多い福岡となりました。ゆったりと 落ちついたお話のしかたとは対照的に、背筋をピンと伸ばして早足で さっそうと歩かれる先生のお姿が 印象に残ります。 —— ほっとけ気にするな、という有難いお言葉を 肝に命じて使命を 全うしてまいりたいと思います。」等々、大変勇気付けられる、温かいコメントを頂いた。

 東京土建国民健康保健組合での、特別講演『「アスベスト・中皮腫外来」から「がん哲学外来」へ 展開 〜 時代の後押し 〜』に赴いた特別講演 ありがとうございました。先生のお話に 自然に涙を流している職員もいました。私も臨床、研究、教育という学問的なこと、人間として どうあるべきかや 言葉の力を、あらためて考え感じることができました。」、「今日はお忙しいところ、がん哲学外来10周年記念講演を行っていただきまして、どうもありがとうございました。アスベスト・中皮腫の流れから なぜ「がん哲学外来」が必要なのかが、役員の方たちに 知ってもらう機会ができたのが嬉しいです。—— アスベスト・中皮腫に取り組む意義を あらためて確認することができて 良かったです。—— とても良かったと健康増進課でも話に出ていました。 また先生に講演などお願いする機会がありましたら、よろしくお願いいたします。」と、本当に、心優しい コメントを頂いた。「誠実な感謝」を体験する日々である。

 ドキュメンタリー 映画 『がんと生きる言葉の処方箋』が、今年の5月3日〜5月9日、『新宿武蔵野館』で 公開されるとのことである。 また、ショートクルーズ (横浜〜釜山〜長崎〜横浜) 6日間(2019年10月2日~10月7日)が、企画されるとのことである。 ダイヤモンド・プリンセス船内にて『がんと生きる 言葉の処方箋』の上演の予感もする。 「冗談を本気でる」時代的到来では なかろうか

 まさに「礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。」(コリント1 1356節) である。


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