第77回 「多様な新ニーズに対応する がん専門医療人材「がんプロフェショナル」養成


 文部科学省『多様な新ニーズに対応する がん専門医療人材「がんプロフェショナル」養成プラン』平成30年度全国がんプロ協議会教育合同フォーラム』(東京大学医科学研究所に於いて)に出席した。櫻井晃洋先生(札幌医大教授)・石岡千加史先生(東北大学教授)の総合司会の下、文部科学省高等教育局医学教育課、厚生労働省健康局・疾病対策課からも挨拶をされた。主催された、全国がんプロ協議会会長:松浦成昭先生、大阪大学医学系研究科保健学専攻の「がんプロフェッショナル事務局」の熱意と真摯な もてなしには、大いに感動した。

 基調講演「日本におけるがんゲノム医療体制の構築」(国立がん研究センター長:間野博行先生)、「がんゲノム医療のための人材育成」(近畿大学医学部教授:西尾和人先生)、午後からの『がんゲノム医療トピックス:がんゲノム医療におけるデータベースの活用・がんゲノム医療における病理学・がんゲノム医療と生殖細胞系列バリアント』、『がんプロ拠点からの報告:東北がんプロ「とうほく次世代がんプロ養成プラン」・筑波がんプロ「関東がん専門医療人養成拠点」・東京医科歯科大がんプロ「未来がん医療プロフェショナル養成プラン」・北信がんプロ「超少子高齢化地域での先進的がん医療人養成」・京大がんプロ「高度がん医療を先導するがん医療人養成」』は大変勉強になった。

 筆者は、アドバイザーとして、講評の機会が与えられた。会場には、長與又郎の銅像があるので、
 『日本の病理の特徴「総合的共同研究:一つの問題を 多くの研究者が 多方面を分担して 総合的共同研究に 努めつつある。 重大な問題に関して一教室、一研究所のみならず 全国の教室、研究所が 互いに連絡をとり 相寄り相助けて 問題の解決に努めつつあることは、我が病理学会の美風であります。 此の点は 誇りに足るところであります。」』(長與 又郎 1921年:日本病理学会総会会長の挨拶)
 を紹介した。また、『医療者の2つの使命:学者的な面・患者と温かい人間としての関係』、さらに、『病気(がん)も 単なる個性である』&『病気であっても 病人ではない』も語った。これこそ、『多様な新ニーズに対応する がん専門医療人材「がんプロフェショナル」養成プラン』の基本的理念ではなかろうか! まさに『すべての始まりは「人材」である』。







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