第60回 「訪れる人を 温かく迎え入れる」 〜「愛を乗せて」〜

 「聖母訪問会 三浦修道院」を訪問する機会が与えられた。シスターと 楽しい語らい、修道院の中の聖堂、外の庭、畑を散歩した。まさに、「エコロジカルに生きる共同体」であり、何時の日か、「Medical Village」 の拠点となり、「マリヤ がん哲学外来カフェ in 三浦修道院」が、開設される予感がした。「マリヤ と エリサベツ」との『訪問』の物語が、鮮明に甦ってきた(ルカの福音書 1章 39−45 節)。「訪れる人を 温かく迎え入れる」原点でもあろう。大変、貴重な時となった。その後、菊名西教会での「メディカル・カフェ in 菊名」で、講演と個人面談を行った、本当に、充実した、忘れ得ぬ「体育の日」となった。

 週日の午後「第5回 軽井沢がん哲学カフェ」(軽井沢南教会に於いて)に招かれた。多数の参加者で、満席であった。感動した。講話と個人面談を行った。軽井沢は、筆者にとっては、『内村鑑三 & 新渡戸稲造』の 想い出の地である。午前中は、小諸市長と面談する機会が与えられた。大変、良き語らいの時となった。来年(2019年 10月19日 小諸に於いて)「第2回 日本 Medical Village 学会」が、開催されることが 決定された。大変楽しみである。乞うご期待である。

 週日の夜、赤坂教会での、『がんカフェ』に赴いた。赤坂教会の地は、勝海舟の屋敷でもあったので特別の思いがある。講演では、「勝海舟」について「咸臨丸、新島襄、新渡戸稲造」を絡めて語った。大変 充実した時であった。帰宅中、頂いた『勝海舟と赤坂氷川』を拝読した。『勝海舟の胆力 〜 がん哲学外来の心得 〜』のテーマで、講演会・シンポが企画されれば、時代的要請となろう。

 定例の『第52回 がん哲学外来「メディカル・カフェ@よどばし」』に出席した。今回は、大阪、熱海からの参加もあり、会場は、大盛況であった。まず、開会に先だって、いまや、テーマソングとなった『365日の紙飛行機』を、皆様と大合唱した。「人生は紙飛行機 愛を乗せて 飛んでいるよ」は、大変 心に浸みた。「あなたがたを 耐えることのできないような 試練に会わせるようなことは なさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」(コリント I 10章13節)を語った。日々学びである。


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