第56回 感動的なスピーチ 〜 国際 TSC Conference 会長 挨拶 〜
筆者は、「International Tuberous Sclerosis Complex Research Conference 2018」(2018年9月13日〜15日;JR東京総合病院に於いて http://k-con.co.jp/itscrc2018/)の会長の任を、仰せつかった。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アフリカ などから、医師・医療者、日本からは、患者・家族の参加者もあり、盛況で大変有意義な、充実した時であった。まさに「純度の高い専門性 と 社会的包容力」の実践的な 学びの3日間であった。筆者は、『開会の挨拶』と『閉会の挨拶』をする機会が与えられた。英語で「病気であっても 病人ではない」、「遺伝病も 単なる個性である」、さらに「それでも 人生に イエスと言う」(V.フランクルの言葉)を語った。早速、「海外からの参加者の多くが、樋野先生のスピーチを聞いて、大きく頷いていたのが印象的でした。日本で開催された国際カンファレンスの閉会にふさわしい、感動的なスピーチでした」と、勇気づけられる コメントをいただいた。