第55回 全人的苦悩に向き合う力「ことばの処方箋」〜「医療教育」の現場 〜

  沖縄県看護協会 教育課主催の市民講座『全人的苦悩に向き合う力「ことばの処方箋」』(沖縄県看護研修センター(沖縄県 島尻郡) に於いて) 招待された。久しぶりに 大きな那覇空港に下りた。那覇市で一泊し、翌朝に会場に向かった。

 会場は、多数の参加者と多数の質問があり、大変 有意義な、充実した時であった(60分の講演時間+ 30分の質問タイムを2回)。看護師・医師・医療者 以外にも、市民も参加されていた。東京で官僚として 勤務されている方のご両親も参加して下さり、本当に 嬉しかった。会場では、201895日朝刊 朝日新聞の21面の大きな記事『朝日がん大賞の病理医・樋野さん』(https://www.asahi.com/articles/DA3S13664805.html?iref=pc_ss_date)も、配布され 大いに感激した。「那覇がん哲学外来・カフェ」が、開設される予感がした。 「医療の隙間を埋める 懸け橋の看護師の 役割」でもあろう。そんなことを思いながら那覇空港に向かい 帰京した。

 その後、順天堂大学医学部 博士課程の授業『腫瘍医学 がん研究の最前線 〜』(17:0018:30) に直行した。『純度の高い専門性 社会的包容力』は、「医療教育」の現場としては、不可欠な 重要な 人間としての 基本姿勢 では なかろうか!


朝日新聞 9月5日朝刊より










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