第46回 「30メートル後ろからの 見守り」 〜継続性のある貴い活動〜

 第49回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」4周年記念(淀橋教会に於いて)に、wifeと参加した。まずは、テーマソングになってきた「365日の紙飛行機」の大熱唱で始まった。「樋野先生ご夫妻にプレゼントタイム! ご夫妻の似顔絵」のサプライズ企画もしていただいた。愛ある配慮は、大変嬉しかった。「マジック、手品、腹話術」も披露された。本当に 充実した記念会であった。

 『<ことばの処方箋 〜 樋野興夫語録@よどばし part1>「偉大なるお節介(他人の必要に共感する)」+「暇げな風貌」+「速効性と英断」』の30語録、『<ことばの処方箋 〜 樋野興夫語録@よどばしpart 2>「冗談を本気でする人物が必要」 ① 存在自体が周囲を明るくする人:爆笑症候群、 ② 楽観的に物事を考える人:爆睡症候群 ③自分の問題をユーモアに語る人:気がかり症候群』の30語録 の両面のクリアファイルを頂いた。語録の中の「30メートル後ろからの見守り」の英語の素晴らしい絵も頂いた。多数の参加者もあり、大いに感動した。心温まる、心優しい、賢明なスタッフの継続性のある貴い活動には、感服した。

 筆者の別室での「個人面談タイム」中には、wifeの「インタビュー タイム」もあったようである。筆者は、「アルプスの少女ハイジの作家ヨハンナ・シュピリ」と、「ヨハンナ・シュピリが、こよなく敬愛したゲーテ」の「自己形成小説」、また「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味は わからない」(ゲーテ)についても語り、「小さなことに大きな愛を込めるのが、がん哲学外来」と説明した。「7人の侍:勝海舟、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造、南原繁、矢内原忠雄、吉田富三」と「癌研時代の恩師の菅野晴夫先生、そしてアメリカ時代の恩師Knudsonと10人でカフェを開くのが筆者の夢。お茶係募集」も 広報した。

 文京区立 音羽中学校で、「がん教育の推進事業講演会」に招かれ、3年生104人に体育館で授業した。多数の真摯な質問には、大いに感激した。全員の感想文も送られて来た。丁寧に拝読した。深い人生観溢れる 記述には、感動した。翌日は、文京区立 誠之小学校での、第6学年体育科(保健領域)での主任教諭、主任養護教諭による「小学校がん教育 検討委員会(検証授業)」に出席した。



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